秩父を代表する山の一つ武甲山(標高1295m)。秩父側から見ると痛々しいまでに削り取られた石灰岩の山と原生林を抱いた静か山容のふたつの顔を持っている。
 久々に天気予報が快晴と告げている。こりゃぁもう出かけるしかない。
 ●日時:2001年5月12日(土) 快晴
 ●場所:埼玉県秩父市
 参加者:◎

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武甲山MAP

 
横瀬登山口か武甲山を往復するだけだと4時間弱である。そう何度も登ることもないだろうから、少し頑張って「大持山」と「子持山」もセットで登ってしまおう。そうすれば武甲山の全容が少しでも解るかもしれない。
秩父市内から見る武甲山

 痛々しいまでに削り取られた石灰岩の山。山頂まで全部開発が進み、およそ山というイメージからはほど遠い。
武甲山登山口 壱丁目

 やせた”こま犬”が見守る中、壱丁目を出発する。山頂が五十二丁目となっており、表参道の登山の目安となる。ただ、今回は表参道は下りに利用するだけなのでしばらくおあずけ。
杉林の中を行く

 五月の強い日差しが杉の木の間から漏れてくる。気温はわずかに6度と肌寒い。半袖ではちょっと厳しい。


妻坂峠(839m)

 見通しのきかない杉林の中を黙々と歩くこと30分で、やっと妻坂峠に着く。峠を抜ける風が冷たくあっという間に汗が引いて行く。
妻坂峠から稜線歩き

  コバイケイソウが群生しているらしい。なるほど花が咲けば見事なものだろう。フーフー


鳥首峠との合流

 妻坂峠から稜線を歩くのだが、眺望はない。途中1,110mの小ピークを経て、この地点でやっと展望が開ける。

新緑萌える山々

うーん、爽快

(^_^)v


武甲山と秩父の山々 左が武甲山。
 


大持山(1294m)

 
武甲山との標高差はわずか1mなのに、ほとんど注目されない。山頂は狭く団体さんに押しかけられられたらあふれてしまう。後方には上州の山並みが迫っている。
子持山に向かう

 不得な岩場が何カ所もあるのよ、まったくイヤになっちゃう。ブツブツ。
 
大持山からの武甲山

 アカヤシオが咲く大持山からの武甲山は堂々としてなかなか見応えがある。
大持山から小持山へ向かう

途中から振り返って、大持山を撮る。大持山は山容がわかりにくいのだ。


小持山(1269m)

 岩があったり、切り株があったりしておもしろい稜線歩き。稜線を忠実に歩かせる。たまには巻道をしたいところも多々ある。

小持山からの武甲山

 
武甲山への道のりはまだまだだなぁ。そろそろ半分は来たかな? これから200m下ってからまた200m登り返すことになる。
バンダナ紛失事件

 半ズボンのポケットに入れておいたバンダナを途中で落としてしまったらしい。白馬岳のバンダナなので探しに戻る。五分も戻れば落ちているバンダナ君と出会う。ホッ。



シラジクボ

 
鞍部まで降りてきた。急な下りに足が滑りそうになる。ところで「シラジクボ」っていう名前はどこから来たのだろう?

武甲山への登り

 
いよいよ最後の登りにさしかかる。振り向けば、大持山と小持山が仲良く並んでいる。結構歩いてきたなぁ、って感じ。


スミレの群生

スミレと***(わかんない)

リンドウ

コバイケイソウの大群生

ニリンソウ

****とニリンソウ


表参道との合流点

 山頂まであと5分。やっとたどり着いた。振り返れば大持山と小持山。
山頂御嵩神社

 
山頂は五十二丁目である。鳥居と神社が迎えてくれる。ここまでは、いつもと変わらぬ山頂の風景。だが、反対側の展望台ではびっくりするような光景が待っている。

展望台から 左に両神山、中程に浅間山、赤城山(写真では見えない)、右手には堂平山、大霧等の秩父七峰(なつかしい)。
 
武甲山頂からの展望

 
あれが両神山ね。こっちが堂平山だよ。
水洗トイレ

 
1時間の大休止、昼寝をむさぼり、いよいよ山を下りる。大金をつぎ込んだ水洗トイレを拝借するも水がでない。天水を利用しているのだがいつも水不足らしい。水洗トイレとはいえないじゃないか。
表参道への下り

急な下りだから、靴のひもちゃんと締めるよ。コワーイ、吊り橋。揺すらないでよ。フッフッフ 
大杉の広場(標高1,000m)

 表参道は何も見るところがない。祠を数えながら下るだけ。唯一この大杉の広場で休むようになっているだけ。登りはここからだと60分と書いてある。さっさと降りてしまおう。

 ほどなく、駐車場に着く。今日はちょっと膝に来た。いてて。


武甲温泉

 露天風呂、サウナ完備。屋外に洗い場があるところがちょっといい。無料休憩室ではカラオケ大会が開かれている。田舎の雰囲気が楽しめる。

鯉のぼり

 
まだ仕舞わないんですかね?おじさんが駐車場に誘導している。オートキャンプ場も併設され、500円の看板がある。
駐車場整理のおじさん

 駐車場は無料なのに(当然か?)、車を誘導するおじさんが二人いる。


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