爺ヶ岳の北峰が分からず、歩き続けるウチに、鹿島槍ヶ岳が近づいてくる。ええい、この際だ、鹿島槍ヶ岳まで行ってしまおう。(^O^)V

 ●日時:2000年8月10日(木)〜8月11日(金) 晴
 ●参加者:◎
 

鹿島槍ヶ岳MAP    標高2,890m

爺ヶ岳を通過して、冷池山荘経由で鹿島槍ヶ岳を往復する。五竜方面からキレットを越えて縦走する人が多いルート。

高低図  高低差 1,319m  相当タフな山だ。
 鹿島槍の「つる」と「しし」 

 
 大町山岳博物館で見つける。雪解けの頃の雪渓である。でも、無理矢理じゃない? ところでこの山の命名理由とどう関係するのだろう?
 爺ヶ岳北峰やーい?  

 
 爺ヶ岳からの続きです。_(^^;)
 
 爺ヶ岳の3つめのピークである北峰を目指してどんどん進むも北峰へのルートがない。小さなピークはいくつか巻くがピークに達する道はない。いったいどこだ? もしかして、ルートがなかったりして。
 あれ? あそこに見えるは「冷池山荘」では?

 
 爺ヶ岳北峰を探しながら進み続ける。ガスが晴れた瞬間、眼下に山荘が見える。あれ?もしかして「冷池山荘」ではないか? ・・と言うことは爺ヶ岳北峰はとっくに通過してしまっている。さて、困った。本日の予定は爺ヶ岳までなのに。
 岩尾根分岐

  悩んだあげく、「ええい、ついでだ、鹿島槍ヶ岳に登ろう」という結論に達し本日は冷池山荘まで行くことにする。明日はこの岩尾根分岐から爺ヶ岳登山口に下りるルートもあるが、初心者は止めた方がいいとガイドブックに書いてある。
 冷池(つべたいけ)山荘

 
 12時にチェックイン(最近は山小屋でもチェッイン/チェックアウトという)する。本日は平日なのでたぶん1枚の布団に一人で寝れるだろうとのことで安心する。ちなみに料金は8600円(1泊2食)とかなりお高い。中はきれいに掃除が行き届いている。
親切なお姉ちゃん

 
 「種池山荘から来る人は8時にチェックインして鹿島槍ヶ岳にピストンするんですよ」とのこと。「今からでも、4時間もあれば往復できますよ。雷が来たら引き返してくればいいでしょ?」と勇気づけられる。よおし、登るか。
 本日中に鹿島槍ヶ岳をピストンする事にする。そうと決まれば、荷物は軽く、るんるん気分で山頂を目指す。
冷池山荘でバンバナをチェック

 
「針ノ木岳のはイマイチだったけど、ここのは結構いけるじゃん?ピンクがいい?」 ---   「ダメ!!」

 ライチョウの歓待 

 
ハイマツの中からライチョウの歓待。このあたりにはライチョウが約3,000羽生息しているが、存続のためにはこれ以上減らすことはできないという。

 布引山 2,688m

 
冷池山荘から約1時間で布引山に着く。ここは山荘から鹿島槍ヶ岳までの中間地点となり、雷が来ればここで引き返すつもり。この時刻(13:30)になれば下りる人もまばら、まして登る人は皆無。頼む、天気よ持ってくれ!
布引山

 
 「荷物は何にも持たないで登るって楽ねぇ。」
  
「くっそう、疲れるぅ」

またもやライチョウに勇気づけられる

 
今度は登山道の真ん中でライチョウ親子が悠然と遊んでいる。が、ライチョウがこんなに動き回ると言うことは天気が下り坂の証拠。雨が来ないうちに山頂へ。 

片側はガスで何も見えない

 
「ほら、あそこがきっと山頂よ、がんばれ」
 
「もう、疲れがピークだよ、待ってけろ」
もうすぐ鹿島槍ヶ岳

 
「ほら、ライチョウにも会ったし、頑張るのよ」
 
「うーし、最後の力を振り絞って登るぞう}

 鹿島槍ヶ岳山頂 14:30

 つつつ、ついに山頂。この先には高いところがないぞう。ややや、やっと着いたぁ。長かったねぇ。通算10時間半もかかっている。まだ、下りがあるというのに。ガスが山頂まで覆い尽くしているため双耳峰である鹿島槍ヶ岳北峰は全く見えない。天気は下り坂だし、数枚の記念撮影だけして下山にかかる。山頂での滞在時間はたったの10分。わぁ、カナシイ。

 山頂は以外と広い

 
なだらかで小さな岩で成り立つ山頂は以外と広い。天気が良ければゆっくりと昼寝でも出来そうな広さだ。入門者の山と言われるのが納得できる。
鹿島槍ヶ岳山頂 標高2,889m

 
「わーい、私が1番」
 
「はぁ、僕がビリ、はぁ」

 でで、出たぁ、○のポーズ

 
 すっかり板に付いてきたぞ。でも、本当は疲れていてやっとのことでこのポーズをとることが出来たのだ。_(^^;)
  M君のお株をすっかり奪った???
 登ってきた登山道

 
最後の斜面は富士山のガレ場を歩いているような錯覚に襲われる。別に難しいわけではないが、だらだらとしている。

 またもやライチョウ

 
下山途中にいきなり登山道に飛び出してきたライチョウ。全く、おまえらもいい気なもんだね、ともはや珍しくもなんともなくなってきた。


 4時半起床

 
早い人は3時からごそごそやっている。4時には約半数が出発してしまう。○は昨日鹿島槍ヶ岳には登ったので今日はゆっくり下るだけだ。しっかし昨晩はトイレの芳臭で眠れなかった。いびき対策は耳栓でバッチリだったのになぁ。パンツ一枚で布団は暖かかったが敷き布団はやはり湿っぽかった。
 5時

 
「あぁ、ここで見ず知らずの人と寝たのよ」*^_^*
 
「誰かのいびきより、芳臭にはまいったね」

 冷池山荘からのご来光   5:00

 
ご来光の天候はイマイチ。やっとのことでご来光が出た、という感じ。なま暖かい風で、ヤーな雰囲気。
 帰り道

 
 これから登る爺ヶ岳方面。うぅ、結構な登りだなぁ。爺ヶ岳まで80分もかかるんだってさ。眠い目をこすりながらフラフラと歩き出す。

 振り返れば

 
爺ヶ岳に向かって歩き出す。振り向けば、冷池山荘って、片側は絶壁になっているのだった。シラナカッタ!

 爺ヶ岳への登り返し

 
 昨日はとうとう爺ヶ岳北峰が分からなかった。今日は注意して歩いてみよう。もうちょっとガスが晴れてくれると言うことないんだけどなぁ。途中、ロープでガードしているところがコマクサの群生地だ。
再度、爺ヶ岳南峰


 
中峰はガスで全くダメ。南峰で朝食。約1時間頑張るとかなりガスがなくなった。

 あくまでライチョウ

 
おや、こんなところにもライチョウがいるよ。昨日はここでは見かけなかったが。ここにライチョウがいるという天気はいま一つと言うことなのだろう。

 鹿島槍ヶ岳よバイバイ

 
昨日からついに一度も山頂を見せてくれなかった。悔しいなぁ。あの雲がもうちょっと流れてくれたらきれいな双耳峰が見えるのに。
鹿島槍ヶ岳よサラバ

 
最後まで山頂は顔を見せてくれなかった。再度MMXのメンバーを連れて来い、ってことかな?
登山口まで下りてきた

 
「あ〜、なんだかとっても疲れた」
 「今回はとっても楽だったわ」
 
「にゃろめ」

■鹿島槍の花



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