6月第1週は恒例の富士山小屋開け準備である。天気予報はあいにくと「曇り」の予報を出している。でも、もしかしたら富士山が間近に見えるかも知れない。

 三方分山は御坂山塊主脈の西側にあり富士山と精進湖の眺めがいい山として知られている。そんな、かすかな期待を抱いて富士山の好展望台のひとつであるパノラマ台に行ってみよう。さほど天気も良くないのに・・

 ●日時:2000年6月3日(土) 曇一次雨
 ●参加者:◎

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 コース

 パノラマ台下(75分)パノラマ台(50分)精進峠(40分)精進山(5分)三方分山(35分)女坂峠(35分)精進(10分)駐車場

 今日のコースは東からと南からのどちらかだが、午後になると富士山の見える確率が低くなるだろうと予想して南からのコースを選択する。・・・・・これが失敗の始まりなのだが。

 県営無料駐車場 7:45

 ひっそりとした駐車場。ここでもハイシーズンになると8時ともなれば満車になるという。今日は天気もイマイチだし、ごらんのとおりガラガラ。精進湖畔では、数組の家族やアベックが前日から遊んでいた気配。トイレも水洗になり(有料だが)環境もずいぶんと良くなってきている。

 上九一色村

 オ○ムの施設で全国的に有名になった上九一色村は、実のところこのあたりであったのだ。いやぁ、知らなかったなぁ。今は元の静けさを取り戻しているがオウムが絶頂の頃は観光地しても栄えたものだろう。

 パノラマ台登山口 8:05

 ここには駐車場はないから県営無料駐車場に車を置くように案内板に書いてある。さぁて、気合いをいれて登るかぁ。でもなぁ、富士山は顔を出してくれないし、登る前から意気消沈、、、、していてはダメなんだけどね。イマイチ、気力が充実しないまま歩き出す。パノラマ台は、写真家の故岡田紅陽氏が撮影場所としてこよなく愛した場所とのこと。

 尾根分岐 9:00

 御階段を上がって、歩きやすい広い登山道を登る。アカマツやブナの中にヤマツツジのオレンジが鮮やかに咲き誇っている。秋にはフジアザミ(恋アザミがいいな^_^;)が大輪の花を咲かせるであろう。このT路路をを左に折れ緩く登るとまもなくパノラマ台に着くはずだ。

 パノラマ台 9:12

 「ヤッホー、パノラマ台だよぉ」と叫んでみたいが、残念ながら何も見えない。登山者も一人もいない。富士山が見えないのにわざわざ登ってくるバカがどこにいるかって?そんなこと言われたってねぇ、毎日来れる訳じゃないし。いやぁ、参ったね。ホントに何も見えやしねぇ。 (; ;)

 さびしいパノラマ台

 天気さえ良ければ、この位置に富士山が見えるはず。河口湖から見る位置とたいして変わらない位置に富士山があるのには多少驚く。それだけ富士山まで距離があると言うことだが、ちょっと信じがたい。

 こんな景色のはずだったのに・・・

 雑誌からの情報で、このような富士山を期待して登るのが大多数の登山者であろう。例に漏れず、アホなのだが・・・・

 あぁ、くやしい。また次の機会に来るからね。待ってろよ。

 精進峠 10:30

 御尾根分岐まで引き返し、精進峠を目指す。登山道は蜘蛛の巣だらけで先頭は「クモッセル」(蜘蛛の巣を払うこと?)しながら進む。別にたいしたアップダウンがあるわけでもなし。標識の文字が欠けている。「ラ」と「台」の字が落ちていて、妙におかしい。あはは。(.u')★\(^^;)baki!!

 精進峠からの展望

 精進峠からはかろうじて精進湖の湖面が見える。それから先はやっぱり見えない。うう、くやしい。

 こんな景色のはずだったのに・・・

 雑誌情報によれば、小室山(手前左側)を抱いた格好に見えるので「子抱き富士」と呼ばれている。

 ギンリョウソウを発見

 精進山に向かう途中で、ギンリョウソウに出会う。登山道のすぐ脇でひっそりと咲いている可憐な花を発見。「おぉ、もしかしたらギンリョウソウだよ」とシャッターを切る。この時期にしかお目にかかれない貴重な花(だということにしておこう)なのだ。v(^。^)

 精進山(標高1,409m) 11:15

 三方分山までのコースは精進山を越えなければならないのでアップダウンの繰り返しである。でも想像したよりも楽な行程であり、登山大会で鍛えた経験者には何ら問題はない。ここで本日初の登山者とすれ違う。まったく静かな山だ。いや、単に物好きなのかも知れないけどね。


 三方分山(標高1,422m) 11:20

 ほどなく三方分山(さんぽうぶんざん)の山頂に着く。山名の由来は、山頂から尾根が北、南、東に張り出していて、村の境界になっていたことから付いた、と言われている。ここからも富士山が綺麗に見えるはずであるが、今日の天気では何も見えず。楽しみにしていた昼食も、雨が降りそうなので中止しておにぎりだけでさっさと引き上げることにする。

 女坂峠(標高1,050m) 12:10

 展望の効かない下り坂をひたすら転げ落ちる。ついに雨が降り出した。ブナ林の中ではそれほどでもないが林を抜けると結構濡れる。しょうがないので女坂峠で雨具を着ることにする。あ〜ぁ、ほんとに今日はついてないねぇ。

 精進の大杉 12:55

 村まで下りてきた。天然記念物「精進の大杉」がある。根回り約10m、樹高約40m、樹齢約1,300mというりっぱな杉である。精進小学校の緑の少年少女大杉愛護斑が大切に守ってくれている。感謝。



 この後、河口湖に移動したら、晴れてきて富士山が見えてきた。ん?おらっちの早めの行動は一体何だったんだぁ? ぐやじぃ。


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