二年越で恋人に会いに行くようなウキウキした気分で挑んだ98年の白馬岳。97年は台風に見舞われ、白馬駅前で断念せざるを得なかった。今年は台風は来ないものの春先の異常高温で大雪渓の雪の深さは全く期待できないらしい。また梅雨明け宣言も出ないままの不安を抱えての出発である。

山行日時:平成10年7月24日(金)〜26日(日)
メンバー:17名
天候:初日=晴れ、2日目=雨

初日MAP 2日目MAP
猿倉荘 猿倉荘(84KB)

 金曜日は休暇を取って昨年お世話になった「バンブラン」に前泊。早朝5時に予約したタクシーで猿倉入り。バンブランで特製おにぎりを2食分作ってもらったが、さっそく猿倉で一食分を食べてしまう。
 白馬岳への登山口である猿倉荘は人人人でごった返している。さすがに人気コースだけのことはある。
大雪渓 大雪渓(60KB)


 大雪渓でバテるかもしれないのでその前に記念撮影。後発組(現気組)は夜行で来ているのでまだこの場所にはいない。我々は先発組なのだ。
 天気は上々、日焼け止めを塗っておかないと大変なことになるよ。


   MMX登山隊が誇る”3人娘”でごじゃる。毎回、登山に花を添えてくれ、自分たちが苦しいときも泣き言一ついわずに着いてくる元気者である。僕たちのアイドル的存在になっている。ただ、彼を誘わないでいずれも単独参加なのが気になる。??

杓子岳 杓子岳(40KB)

 大雪渓を越えたところで小休止していると、後続の夜行組に早くも追いつかれてしまう。なんだか久しぶりに仲間と会ったような感激。葱平(ねぶかぴら)からお花畑を堪能しながらぐんぐん高度を稼ぐ。水場で大休止。楽しい食事が始まる。ふと、仰ぎ見れば、すぐそこに杓子岳(2812m)があった。
旭岳 旭岳(2867m)(54KB)

  やっとの思いで今夜の宿「白馬山荘」に到着。天気も良く正面には旭岳(2867m)が座っている。白馬山荘は日本一の収容人員(1500名)を誇り、さながら雲上のホテルのよう。食事時間も桁はすれで、16時半から20時45分までびっしりスケジュールされている。でも「はばかり」だけは懐かしい香臭だった。
悪童 悪童(32KB)

 誰が晴男なのか知らないが、晴れてしまった。昔の悪童と今の悪童が一緒になることもめずらしいことである。親子がこうして力を合わせて同じ山に登るってすばらしいことですよね。
 山小屋は個室を予約していたので助かったが、予約なしの人は1畳に4人とかの窮屈をさせられたようだ。さすがは日本一の山荘。 

白馬山頂 白馬山頂(2932m)

  明日の天気はどうなるかわからないので、白馬山荘に荷物を預けて全員で登頂。山頂(2932m)は快晴。ポカポカ陽気の中、全員登頂の祝杯と記念撮影。唯一テント泊の誰かさんはテントの中で昼寝をしていたらしく、みんなが下山するころにやっと登ってきた。
 ブロッケン現象を久々に見たのだが、写真を撮るのも忘れて遊んでしまった。今日、登ってきた登山道がすっぱり切れ落ちている。富山湾や館山もくっきり。もう最高! このための一年間だったのだ。  
馬の背から小蓮華 馬の背から小蓮華(54KB)

 明日はこのルートを通って白馬大池に下りてゆくのだ。ニシさんだけは三国境から雪倉岳に向かうことになっている。
 遠くには富山湾をはじめとする日本海が見える??カナ?  
剣岳 剣岳(2998m)

  黒部ダムから立山連邦が見事な山影をを放っている。その中でもひときは目を引くのが「剣岳」(2998m)である。最後はあの剣に登りたい、という願望はあるがさてどうなることやら。この写真は200mの望遠で撮影したものなので全体的に青みがかっている。
杓子、鑓 鑓ケ岳(2903m)

  もうすぐ夕暮れ。旭岳の先に夕日が沈もうとしている。富山湾には漁火がポツポツと。
 山頂まで登ってもテントまで帰らねばならない人を見送る。その先には「杓子岳」(2812m)や「鑓ケ岳」(2903m)がやさしく横たわっている。今夏は逆の方向に下山するがいつの日か鑓温泉にも浸かって見たいものだ。
 翌日は夜半から雨。暴風雨の中を黙々と下山しただけです。  



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