霧降高原 & 女峰山   

掲載日 1998.07.12

 昨年(97.07.19)は既にニッコウキスゲがシーズンが終わっていたので、今年こそは満開の時に行くぞ、と心に決めていたら、土曜日の夕刊に写真入りで満開を告げていた。翌、日曜日の早朝から出かけることにしたが、ただ霧降高原でニッコウキスゲを見てもつまらないので「赤薙山」「女峰山」まで足をのばしてみることにした。

 ■日 時:平成10年7月5日(日)
 ■メンバー:2名
 ■天候:午前中は霧、ガス、午後は晴れ

 
MAP

ニッコウキスゲ
 新聞での報道通り、霧降高原のニッコウキスゲは満開であった。一時は日光市街からも山肌が黄色くなるのが見えたという。ユリ科の花で、花の寿命は短く、たった1日限り。天候にもよるが、朝9時ごろ咲き、翌朝10時にはしぼんでしまうという。早朝7時に第3駐車場に着いたが、リフトは8時半からしか動かない。トボトボと登山道を登り出す。ちなみに、今年の写真は○が撮ったものである。

ニッコウキスゲの群生
 第3リフトと第4リフトの間にあるニッコウキスゲの群生。ここはちゃんと手入れが行き届いているらしくさすがに綺麗である。リフトの運行時間帯はすごい人なんだろうなぁ。

赤薙神社奥社跡(1689m)
 駐車場(1340m)からリフトの側道を約1時間歩くとそこが「小丸山」(キスゲ平・1576m)である。昨年はここから右折して丸山に行ったのだが、今回は赤薙(あかなぎ)山方面に登る。ガスでほとんど視界は効かない。
 9時過ぎに赤薙山(2010m)に到着。ここから引き返すのはまだ時間が早いので先を急ぐ。少しずつガスが晴れてきた。
 10時、奥社跡に着く。展望は全くない。女峰山へはまだ2時間半はかかるぞ。

女峰山が見えてきた
 11時。水場の手前で少し展望が効くところがある。おぉ、(◎_◎)が女峰山かな?と思いきや、もっと先だって。この下の水場までまたもやくだらなければならない。このコースはホントにアップダウンが多いんだからぁ。いやになってしまう。ガレ場も岩場も、木の根っこもいっぱいある。
 水場ではたらふく水を飲む。うめぇ。
 さぁ、あと1時間で山頂だ!! 元気を出さねば。シャクナゲが満開だ。

山頂直下
 2300mを過ぎればハイマツ地帯である。ハイマツ帯は展望が効くので歩きやすい。風も初夏のさわやかな風である。遠くに燧ヶ岳とおぼしき山を認め、あぁ、やっとこの高さまで登ってきたんだなぁ、と実感がわいてくる。
 山頂の話し声が聞こえてきたと思ったら、突然祠の向こうにとんがった山頂が現れる。あっけなく着いてしまったようだが、登りだけでも5.5時間もかかってしまった。

女峰山頂
 女峰山頂(2464m)は狭く、数人しか立つことが出来ない。交代で写真を撮って見渡すと、180度の展望(本当は360度らしいが南側はガスが登ってきてさっぱり視界が効かない)である。東北地方の山々が見渡せるが、なんせ燧ヶ岳以外は山名が解らない。
 山頂直下の祠の横で昼食。でもうかうかしてると雷に直撃されそうだ。なんせこの地方は雷多発地帯である。一緒に登ってきたおじさんは休む間もなく下山していった。我々も25分の休憩でそそくさと下山開始。

下山
 ハイマツ帯を下山中。いつもは山頂での大宴会でアルコールを十分に補給するのだが、今回はノンアルーコールで我慢。
 このルートはエスケープルートとか下山の方がコースタイムが短いとかいうことがない。それだけアップダウンが激しいと言うことである。全く参った。下りも5時間を覚悟するが、日が暮れてしまいそうである。おやつの時間になると、そろそろ古傷の膝が痛み出してきた。また、ガスも上がってきて暗くなってきた。赤薙山を16時に通過したがここからの急坂がまた辛くなってくる。

リフトに乗れた!
 リフトの運行時間は17時までである。焼石金剛のあたりで10分前。もうリフトには乗れないなぁ、とあきらめていたら、下の方から「リフトに乗りますかぁ?」とマイクで呼びかけてくれている。ここでリフトに乗れないとまた1時間歩かないといけない。膝は痛いし、回りは暗くなるし、痛む膝に無理をさせ必死で走る。
 リフトは我々を待って運行を終了した。どうもありがとう。
 ところで、ニッコウキスゲはリフトの下に群生しています。リフトに乗っている間はずっと、ニッコウキスゲが楽しめると言う寸法です。でも、足が痛くて、膝が笑ってガクガクの我らはニッコウキスゲからあざ笑われているようであった。



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