霧降高原 

 ニッコウキスゲの大群生で知られる霧降高原に行ってみることにしました。もしかしたらもうニッコウキスゲの時期は終わっているかもいれないなぁ、と思いながらもわずかな期待を込めていました。
 うだるような暑さの中、脱水症状にならないように気を付けて高原の一日を楽しみました。
 ■日 時:平成9年7月19日(土)
 ■メンバー:2名
 ■天候:山頂は曇り、山麓は晴れ

ニッコウキスゲ
 最近はつぼみを鹿に食べられてすっかり少なくなってしまったが、一時は日光の市街からも山肌が黄色くなるのが見えたという。ニッコウの名が付く花である。ユリ科の花で、花の寿命は短く、たった1日限り。天候にもよるが、朝9時ごろ咲き、翌朝10時にはしぼんでしまう。ちなみにこの写真は雑誌からのパクリ。

ニッコウキスゲ
 霧降高原バス停から3基のリフトを乗り継いで、小丸山で標識は「キスゲ平・1576m」と書いてある。途中のリフトの下にかろうじてニッコウキスゲを見つけた。
 2基目のリフト乗り場の看板には「ニッコウキスゲは終わりました」って書いてある。ガッククリ!

丸山(1689m)
 赤薙(あかなぎ)山への登山道と別れ、今回は霧降大山コースを歩いてみる。最初平坦な道はやがて丸山の登りにかかり、最後はちょっと急登になる。
 庭園の中を登っているような感じで、途中にはお弁当を広げた家族連れが楽しそうにワイワイとおしゃべりをしている。わずか30分で山頂に立てる。

丸山山頂
 丸山の頂上は、スペースも広く、展望は霧降高原随一と言えるそうだ。確かに遠くまでよく見えた。ここで、お弁当を食べた。
 あまりゆっくりしていると最終バスに乗り遅れることが懸念されたので、早々に降りはじめる。登った反対側からの急下降をはじめる。虎ロープを頼りに笹藪を漕ぐ。 平坦な八平ケ原(やっぺいがはら)を過ぎ、林道を下るとまもなくリフト乗り場まで降りてしまった。

大山
 有料道路の地下道をくぐって、カラマツの中を下ると、霧降川を渡る。草原の中だか牧場だか解らないが、何度となく鉄柵をくぐり抜けたり、階段を上り下りする。
 牧場の中の一番高いところが「大山頂上(1158m)」だった。なんとなく牛糞が似合うところだ。さわやかな風が気持ちいい。

霧降牧場
 大山は霧降牧場の中にある。牛と仲良くしないとたどり着けない。この牛達は毎日のんびりと何を考えているのだろうか?都会の喧噪のことを一瞬忘れさせてくれる時間である。

霧降ノ滝
 鉄条網をくぐり抜け、霧降川に沿って延々と下りが続く。増水時は渡ることができない丸太の橋を渡ったり、暗い杉林の中を抜けたりと約2時間格闘する。
 やっとの思いで霧降茶屋まで降りるとあとは日光3名瀑の「霧降ノ滝」までは約10分で到着する。これで、がっかりするような滝だったら2度とこないぞぉ、と言い聞かせながらちょっとだけ滝を覗く。

霧降ノ滝入口
 最終バスの時刻が16:20なのでとにかくあせった。5分前にやっと到着。なんでこんなに早い時間で終わりなんだぁ?
 バスを待つ間に、標高が書いてあったので1枚。何々、かれこれ1000mも下ってきたんだぁ。ふーん。どうりで疲れました。