■1/100 VF‐1 バトロイド・バルキリー





《VF−1Jバトロイド・バルキリー(一条輝専用)》
■シリーズ1 初版定価:300円■

■マクロス・シリーズ1となっているが発売されたのは、イマイの1/100グラージ、トマホークの後だったりします。
アリイとしては『ザ☆アニメージ』終了後の本格的な版権物として、イマイとの共同展開で参入。
※(ニチモは独自に商品展開していたので、アリイ、イマイのシリーズとは連携していないので独立したシリーズ。)

◎現在では社名をマイクロエースに改名し、鉄道模型メーカーとして知名度、商品展開共に安定した位置になっていて、
プラキットは見本市受注の際の再販程度となりましたが、80年代〜90年代初期には、数ある模型メーカーの中でも
フットワークが軽く、時事ネタ物を短期間で開発販売したりして、商品精度とは裏腹に気になるメーカーでした。
そんなアリイでしたが、初期の頃は版権物を扱うにはまだまだスキル不足だったのか、エッジのダルさ,スジ彫りが
運河彫り等、共同展開ゆえイマイと比較されキャラクター模型全盛期の中でも酷評される事が多かったのですが、
その中でもヤリダマに挙げられるのが特に、この初期版1/100VF−1Jバトロイド・バルキリー。
発売自体はイマイの後発になりましたが、開発ぞのものは、同時期にスタートしているはず?
プロポーションが幼児体型気味ですが、本放送前の設定画も出揃っていない段階ながら意外に初期の設定画や
3面図のラインを拾っていて初版権物としては健闘しています。それに加え、300円の価格帯の中で、可動箇所を
可能な限り入れようとした努力も評価するべきなのですが・・・・・・・・・・・
スキルの無さが露骨に出てしまい、可動軸の強度不足等の要因でとても破損し易いキットとなってしまい
当時としては異例とも言える金型全面改修となったのはマクロスプラモ・ファンでは有名な話。
※(ただし、TV放送中は金型改修後も輝専用の1Jとしてそのまま販売されていたりしました・・・・・・・。
TVシリーズ終了後の再販分からは改修版で、輝専用1Jが販売され初版版がレア・アイテム化【苦笑))

◎金型全面改修されたS型以降のバトロイドはモールド等シャープになったが基本的なプロポーションはそのまま継承され
ているのはアリイ的にはこのバランスが正解と言う事なんでしょうか?
15周年時に新規製作されたアクション・フィギュアも1/100バトロイドの設計のままでしたからね。

◎キットの話に戻ると、ディティール等、細かな部分を言い出すと限が在りませんが、メーカーとして、最も売れる主役
メカをスキル不足やコストの制約の中で色々盛り込もうとした意欲的な商品だと思います。
しかし、メーカー製品としては致命的な脚部インテークのパーツが左右で全く形状寸法が違うのは・・・・・
当時は今みたいにCADとか無かった訳ですが、テストショットを組んだ時点とかに誰も気づかなかったのかと・・・・?

今なら、別売オプションパーツ等のマテリアルが充実しているので、比較的改修も楽でしょうし、手を加えた分
相応の結果が解り易いのもナツプラモデラーにはいい素材になると思います。
※(入手はし難いでしょうけど、わざわざプレミア価格で購入する物でもないと思いますよ)







■(←:改修中   →堰F初版キットの素組み状態)





■見た目がかなり違いますが、基本パーツは弄らずに、豪快な凸モールドを消したり、
間接位置の調整、エッジ出しをメインに修正。









《VF−1Sバトロイド・バルキリー(ロイ・フォッカーSP)》
■シリーズ30 初版定価:300円■

◎本来ならば初版VF−1Jの頭部差し替えのみで販売されたであろう、バリエーション商品でしたが、
当時ですら酷評されていたJ型バトロイドを使用せずに全面改修されスジ彫りも細くなりスタンダードな
商品として漸く水準レベルに達した形でのリリースになりました。
※(当時、如何にマクロス関係の売り上げが良かったかが全面金型改修からも解るエピソード)

キットとしてはバランスの取れた商品になった反面、初版J型で盛り込まれていた可動部分の
破損し易さの改善の為に上腕、太ももの回転軸が省略されてしまい、ポーズの幅が狭くなったのは
少々残念では在りました。(今なら回転軸の追加はお手軽改造レベルですが)

◎S型の新規造形の頭部ですが、普段よく目にする上方からの俯瞰気味で書かれた立ちポーズ
で設計されたのでしょうか、カメラ〜マスク部分が小さく正面からのシルエットが逆三角形で、
頭部の大きさに対して2連装レーザー砲が大きい為にかなり違和感が在ります。
※(設定画のアングルで見ると結構似ているんですが、曲面のデザイン画の場合実線で書かれた
角ばった物と違い、解釈の仕方で色々捉え方が出来るので、イメージが掴みにくい)







《VF−1Aバトロイド・バルキリー(標準型)》
■シリーズ34 初版定価:300円■

◎金型改修後はサブタイプかたて続けに発売。マックス・柿崎機が登場するまではA型てザコメカ扱いで、
1/72ガウォークに付属の頭部位しかキットがなかったので、単品でのキット化は嬉しいものでした。
カラーリングもイスラエルのF14ぽくて好きなんですが一般的にはマックス機のカラーが受けるんでしょうね。

◎本体はS型と共用ですので、新規パーツのA型頭部。ディティール類は前後割で後頭部〜首にかけての
モールドを再現していてイマイの左右割で省略された部分を再現していて好感が持てます。
しかし、体とのバランスからすると大き目なんですよ・・・・・・・。単体でのアウトラインはTV版設定を良く
再現しているんですが。(何故かマックス・柿崎機の箱換えは出なかった。まぁ当時は塗装が当たり前でしたし)








《VF−1Dバトロイド・バルキリー(複座タイプ)》
■シリーズ32 初版定価:300円■


◎TV版1話で主人公が搭乗しバルキリーの変形の初御披露目等、色々と印象的なD型ですが、
プラキットでは冷遇されていると言うか、後回しなんですよね。イマイの1/72が発売されるまでは
唯一のD型でしたが、胸周りなど丸々新規に金型を起こしているのに、首の付け根の処理が
単座タイプと同様に段が在る状態でモデライズされているのが残念な部分ですが、頭部は
シャープな造形でアリイのバトロイドでは秀作です。







《VF−1Jバトロイド・バルキリー(マックス・タイプ)》
■シリーズ74 初版定価:300円■


◎シリーズ後期に箱換えアイテムとして発売されたマックス乗機のJ型。
一見すると単なる箱換えアイテムですが、修正されたJ型の頭部にJ型特有の下腕に
在るアームバンド状のラインが追加された新規のランナーが付属した初期版J型の
リメイク商品。(劇場版以降の再販時のJ型はマックス機の金型の分を使用)









《VF−1Jバトロイド・バルキリー(ミリア・タイプ)》
■シリーズ76 初版定価:300円■

◎マックス・タイプとの対の商品となるミリア・タイプ。
パッと観、マックス・タイプと同じなんですが、何故か本体はS型、A型のアームバンドが
ないランナーが使用されていて、微妙ながら違う商品内容と不思議な構成。






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