《ガルビオン・3タイプ》
■ アリイ 1/100 ■




◎発売当時の定価:500円 (再販時:600円)


◎80年代キャラクタープラモ・ブーム以前は、100円キットを4個に纏めて
シュリンクパックでセット販売はよくされていた販売方法として定着していた
が、ガンプラ以降、主力商品が300円(13cm前後)クラスをコレクションの
メイン商品とし駄菓子屋等で扱われていた100円までのチープキットも姿を
消して出していた当時、イマイがマクロス(バルキリー4タイプ)を発売。
可変キット等、年少ユーザーには部品点数が多すぎて完成させる事が
難しい可変ロボットキットをパーツ点数を減らし(それでも多い分類でしょう)
各形態を安価で楽しむ事が出来る商品構成は意味が在ったと思います。
バルキリーの場合、クァドラン・ローやヌージャデル・ガーと並べられる
サイズと言った意味合いの方が強いかもしれませんが、1/100でも3形態
をバラで買ったら900円していたのですから4形態で700円はリーズナブル
だったのでは?その後はイマイからアリイにセットキットは移り、オーガス
4タイプ(100円キットとしてバラ売りもされました)そしてガルビオンの2種
を展開しましたが、それ以降この手のアイテムは作られていない現状です。





◎商品構成は3形態共に見慣れたランナーサイズ(100円キット)で構成されており、
サーカスTとロードアタッカーはフロントガラスがクリアーパーツ(初版は薄いスモーク
再販分はかなり濃いスモークで成形されている。)それに、ディスプレースタンドとして
車道《ハイウェイ》をモチーフにした物が付属。ゼクターにも同パーツが付属しているので
直線の物複数個繋げればハイウェイ風のベースになる。しかし、ロボット形態を飾る
ベースはいささか小さいです。

■サーカスT:カーモデルも作っているアリイですからプロポーションは特に問題なし。



◎プロポーション自体は設定画等気にしなければ良く纏まっています。
製作的には各所に在るヒケの修正とシャフトのパーツがプラだと強度が
不安だったので2o真鍮線に変更したのみ。




■ロードアタッカー:可変メカの宿命でしょうか、プロポーション優先でバランスは
良いのですが、胴体部分が明らかにオーバースケールで、各部の共通パーツの
サイズもかなり違っていますがイメージモデルと割り切れば出来は及第点。



◎大掛かりな切った貼ったはしていないが後部ウィングやインテークの修正で
印象は良くなったでしょうか?腕や太ももがエッジが立ちすぎているので、
C面をつけてやるだけでも箱ぽさが軽減できます。



◎一番手が入っているのが後部。
サーカスTではバックライト、ガルビオン時ではミサイルポットになるBOXが
キットでは短くて側面のアーマーもおざなりな造形過ぎて幾らなんでも見栄えが
悪いので、BOX自体を大きめにプラ板の箱組みし、側面アーマーはガルビオンT
と同じサイズで作り直しました。
本体の頭部が収納されている分のシャッターのモールドもそのままでも悪くは無い
とは思ったんですが抜けの関係で階段みたいなのでエバーグリーンのプラ板に変更。
肘関節に何故か穴が開いてるので何かと思っていたし設定画でも確認できるアングル
の物がなったがLSの1/72キットがノズル風になっていたので市販プラパーツを追加。



◎スネ側面は抜きの関係でモールドが省略されています。
完成後も結構目立つのでプラ板で追加。



◎キット素組(右)とディティールアップ版(左)
オーバースケールな事を除けばバランスは設定画を再現しているが、
100円売りもされていたイージーキットゆえに一体成形やシャッター状
モールドの真ん中に分割ラインがきたりしていて成形するのも大変です
から切り抜いてエバーグリーンのプラ板に交換。
特に気になるのがロボット形態時の脇のインテーク部が半分しかモールド
されておらずかなり目立つ位置に在りますので、上下パーツ共に開口し、
0.5oプラ板で設定風に。断面が見える方は断面を斜めに削って薄く
見えるようにするとミニスケール特有の厚みが防げます。



(※)放送打ち切りにならなければ、この形態にゼクターが変形合体して
パワーアップされる予定だったが未登場?スポンサー的にはロボット形態
にパワーアップパーツを付けたかったが予算がなく、在り物に追加パーツ
が限度だったようで、ロードアタッカーには合体できてもロボット形態には
変形出来ないデザインでした。結局は打ち切りでトイも出なかった様ですが?





■ロードファイター・ガルビオンT:3タイプの中では見た目が一番辛い。
だが、基本パーツの形状はそんなに悪くない。パーツ点数からくる
ポーズの硬さと一体成形の頭部の造形を改修すれば印象は変わるはず。


 

【製作】

《頭部》 通常タイプと高速浮遊形態時の2種類の頭部が付属してどちらかを
選択して組み立てるようになっているが前記の様に一体成形でほほの
ガードと顔が一体で側面からなら見れますが正面は辛い。
見ようによってはガンキャノン量産型に見えたりするし。
大きさも変形を考えるとかなり大き目、設定画でもかなり小振りに書かれている。

小型化は、頭部パーツセンター(パーティングラインを目安にすれば簡単)
で2つに切り離して幅詰め。左右の耳とほほガードを削り落とし、顔はガードに
大体のアタリを鉛筆等で書き込み、削り込んでいく。目はWAVEのH・アイズ
を切り詰めて仕様。後頭部が短く感じたので2o延長。その上のセンサー
は2o角棒で気持ち大型化。耳はコトブキヤの丸リベット





《胸アーマー》 左右のアーマーが大きいのと取り付け位置が高目で胴体が
殆ど隠れてしまって、頭部の大きさも相まって幼児体系気味に見える原因
と思います。(設定画では西洋人的胴が短く足長、小顔体形です)
加工は左右のアーマーを一端切り離し、上部は内側を削り込んで小型化。
下部は、設定、BOXアート共に細く書かれているのでモールドとのバランスを
見ながら小型化。(キット 演修)
中央ブロックは中段と下段の幅が逆で変形時、下段がスライドして中段を
隠す構造だが、お手軽改修のつもりなのでそのままにしてます。
上段(C-1のマーキングが入る部分)は設定画と比べると縦方向のボリューム不足で
上部に1mmボリュームアップ。そして胸への取り付け位置はキットより2o程下げています。






《肩ミサイルランチャー部》 (改修 宴Lット)
たいした加工ではないが、1パーツ構成で外側の淵が無い。
気にしなければ気にならない程度の事だが、肩とアーマーの隙間
から見えてしまうし1.5mm幅のプラ板で蓋をするだけなので簡単に出来る。






《胴体&腕部》 肩が胴体と一体成形の為、左右にスイングする構造で可動派の肩は
切り離さないといけない箇所となります。(今回固定ですがバランスや位置変更もする
ので切り離し胴体側と肩上部に0.5oプラ板でボリュームアップ。取り付け位置も変更。
胴体は股間ブロックを1mm延長し足が少しでも長く見えるように。
脇腹の可変ノズルがキットでは楕円になっているので、一端くり貫いて蓋をしてから
○モールドのパーツを付けてディティールアップ。
二の腕はヒケが酷いのでアルテコで埋めたのみ。下腕は、ヤスリがけで細く。
拳はキットの親指を削り落として、残りをナイフやヤスリで掘り込み、2o丸棒で親指を再生。

《武器類》 ビームガン:下腕と一体成形の為か、モールド部分でヒケが在るので
一端削り落としてプラ板で再生。 《シールド》 拳から出たピンに直付けは興ざめ。
グリップを造り持ち方を変更。シールドの裏には何も無いからモールド追加しないと。





《脚部》 腰部〜太ももまで繋がっている構造で、キットの膝関節だと太ももの真ん中
から折れ曲がっる為、足を曲げたポーズはかなり変なものになっている。
(ロードアタッカーの変形を見れば解り易いが通常のロボットより間接が多く設定
されているので、1軸可動では自然な立ちポーズも難しい。)
立ちポーズ固定で割り切った作り方だが、膝関節は埋めてしまい、設定画の
太ももの間接の幅は同じの形状にする為、すね側の間接には左右に1mm
プラ板を貼ってからアルテコHGでラインだし。(可動をとるか見栄えをとるか)
腰ブロックには省略されたBOXをプラ板で追加。腰とヒザの中間ブロックは
ヒケも酷いし妙に角ばっている。設定画のように六角形になる様にサイドを
削り込む。 すねはひざアーマーと足首を切り離し、スネはそのまま(サイドの
ノズルはディティールアップ)ヒザアーマーは接着面で0.5o幅増しし再接着。
足首は甲の部分に0.5oプラ版でかさ上げしてつま先の外側の急激な角度の
変化を緩和している。この後にモールドの追加工作等細部加工後塗装。






《コックピットブロック&ウィング》 コックピットブロックの裏側は筒抜けで頭部の後ろ側
から丸見えで目立つ為、アルテコHGやプラ板で塞いであります。
ウィングは展開状態と閉じた物が付属しています。今回は1/48可変ガルビオンの
BOXアートの様に途中まで開いた状態にしました。






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