■重装改アザルト・ガリアン■


  

■タカラ 1/100SAKシリーズ bW
《重装改アザルト・ガリアン》

■1984年12月頃発売。
◎初版定価:700円 ◎ユニオンモデルより再販時:1000円 ◎タカラ復刻版:1000円


●当時としてはプロポーションも良く、飛行形態、パンツァー・ファルコンとストライクビークルに
分離変形も可能なプレイバリューの高いアイテムで、OVA発売時にはユニオン・モデルから
1/35ボトムズと同時期にガリアン2種のみ再販された。
キット内容的には先に発売された”機甲兵ガリアン”のパーツにアザルト用の追加ランナーだが、
ガリアン本体も右すねのエネルギーチューブのコネクターと左すねにサブ・コックピットの取り付け
位置のケガキ線が追加されている。


■製作■



●当時の模型誌でも大掛かりな改修作例は殆ど見受けられなかったが、現在の目や
設定画と比べると気になる部分が無い訳ではない。(あくまで個人の主観も入ってきますし)
近年のトイ業界80年代ナツロボ・ブームでガリアンも商品化されていますが、現在のロボット
ファンの好む、子顔で方が大きく、細身の足長体形にアレンジされている物が殆ど。(嫌いでは
ないけどそればかりと言うのも)私的には劇中の鉄巨人と呼ばれる重圧感が欲しいので、

キットベースで余計なアレンジは入れずに設定画と劇中イメージに重点を置いての改修です。

 


【頭部】・・・・・サイズ的なものでしょうか全体にモールドが甘いのですがバランス的には設定画を良く再現しています。
気に成らなければケガキ針等でモールドを深くする程度でもかなり良くなります。
後、アゴの下が変形時のガタツキを押える為か、顔と首?の部分が一体成形されていて、
アゴを引いたポーズが取れないので慎重に切り落とします。
個人的な好みでアニメRのメカ作画監督、吉田徹氏の描く少々厳つめの顔が好きなので、ヒサシ部分に
アルテコSSP−HGを盛り気持ち延長し、目はWAVEのHアイズに交換しています。



 


【胴体】・・・・・胸上部のスリット(窓?)が小さいので大き目に削り込み。
コックピット左右のインテークは設定画では明確に別パーツとして描かれているので、
本体側にプラ板を貼り別ブロックを強調。
腹部は設定画の3面図と比べて短いので1mm延長。
腰ブロック(フンドシ部分)は4個のスリットが在りますがキットでは曖昧なモールド
だけですのでプラ板で新造。(大きさ自体はキットのまま)
ビックファルコンの機首パーツの継ぎ目消しは当時からの難題ですが今回はパス。

【椀部】・・・・・ビックファルコン時の纏まりの為でしょうか気持ち大き目ですが修正は
大変ですのでディティールアップが中心になります。
肩口のコードや肘関節がポリキャップと同じ素材なので塗装後が怖いので、
肩口のコード(P3)には2mm径のスプリングパイプを差込。肘関節は、固定ポーズ
での製作ですので球体間接を作っています。(可動派の方はWAVEの球体間接や
コトブキヤのジョイントを使えば良いと思います。キットのままだと直ぐに間接が
ぐらついてしまいます、上腕にスライド用のポリキャップを仕込む方法もありますね。)

肩ブロックは上部のインテークの継ぎ目が消しにくいので開口しプラ板で再生。
本体側に1mmプラ板でボリュームアップ。(肩の位置が低い為肩の軸を1mm
下げて再接着。頭部の耳より肩の頂点が上になる様に。実質2mm上になりました。)

下腕主翼先端部はキットでは塞がれて居ますが設定では切り込みが在るので、
接着前に薄く削っておくと良いです。

拳は平手と握り拳の選択指揮ですがどちらも流石に時代を感じますので、甲の部分
のみ残して指は新造、手首部分は6mm径のスプリングパイプ。甲の方は1.5mmを使用。



 


【脚部】・・・・・スネにボリュームがある為に、太もも、膝関節が貧弱に見えてしまっているので、
太もも基部、太もも、膝関節に1mmプラ版を挟んで幅増し。そうすると太くなった分、太ももが
短く見えてしまうので2mm延長。サイドアーマーはバランスをとる為に下部を3mm延長。
スネは膝関節が入る様に接続分を削って対応。すね前部のモールドはエッジが落ちているので
削り落として、プラ板で再生。

足首の幅は申し分ないのですが、軸の位置の為につま先が奥まって見えるので前面に1mm延長。
足裏のダッシュホイールも5mm丸棒で作ったけど、ジオラマにするので見えなく成ってしまうんですよね。

【シールド(盾)】・・・・形状、大きさは問題ないんですが盾として使うには余りにも薄いので、裏側に
1mmプラ板を貼り厚みを付けます。そしてバンカーがキットでは小さく、ディティールも今一つなので、
キットのバンカー先端部のみ使用して、設定資料を参考に大き目に新造。今回はポーズ上あんまり
目立たない改修になりましたがバンカーを打ち込み重装砲を構えさせるポーズだと効果的な改修
に成るでしょう。腕への取り付けも肘関節に引っ掛けるだけのキットの方法ではなく設定通りの
ラッチ部に真鍮線で接続させています。



◎今回のアザルト・ガリアンはジオラマにする事を前提に製作していますが、
通常の製作でも応用が利く加工が中心ですので可動部分を市販の
ジョイント等に交換するだけでも印象が変ると思います。






■戻る。                                       ■完成。













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