大怪獣ガメラ
GAMERA




■メーカー:バンダイ

■スケール:1/350 IMAGE SCALE

■キット名:The特撮collection H
大怪獣 ガメラ 《F-104ジェット機付》

■発売時期:1984年6月頃


■定価:700円

(※)1992年12月頃に再販在り。





◎The特撮collectionシリーズ中ではかなり良い分類に入る。
初期にリリースされた物は結構当たりハズレが多かったが、
ガメラはモールドプロポーション共に良好でポーズ変えをしない
限りはキットのままで充分な完成度。オマケのF-104も少ない
パーツ数ながらよく出来ている。(再販はしないだろうけどね。)
BOXアートは開田裕治氏で生物的にアレンジされていてカッコイイ。






■昭和40年11月(まだ生まれてません)に東宝のゴジラ・シリーズに遅れ大映で製作された
怪獣娯楽映画『大怪獣ガメラ』第1作目はゴジラと同様に人類の脅威として登場したが、
2作目以降は怪獣の対決物路線で、ゴジラとは違ったメカニカルな要素、手足を収納して
飛行等ダイナミックな演出や子供に優しいキャラクター性も手伝って、ゴジラとは人気を
二分する怪獣となり大映が経営不振に成るまでシリーズ化された。
(昭和版ガメラは子供時代に学校の休みのシーズンになると何度も放送され、
現在の様にビデオ等がなった時代だけに夢中になって観ていた思い出が)
映画公開時は日東科学等でゼンマイ動力で動くがガメラや登場怪獣がキットとして
販売されていたがコチラは歩行ギミックが売りで造形はそれなりの物だった。

スクリーンで直接見たのは平成3部作の『GAMERA』シリーズで平成版は
造形、ストーリー共に大人の鑑賞に堪えるものでした。
平成ガメラの頃になると怪獣の立体物はガレージキットがメインとなって
今まではチープな造形だったソフビ人形も成形技術の向上でトイとも
思えない物成っていたが、プラキットの怪獣物は姿を消して久しい。





◎バンダイのキット以前で有名処として思い出されるのは日東化学が発売していた
ゼンマイで走行するイメージキット(かなりディフォルメされたプロポーションなので、
造形的にはブリキのおもちゃに近くリアルとは程遠い造形だったがそれはそれで
味があっていいと思う。同時リーズには映画に登場した敵役怪獣もラインナップされ
30代後半〜40代には思い出深い古きよき時代のおもちゃテイストの模型でしょう。





【製作】
◎怪獣や恐竜等の生物系のプラキットで最大のネックに成るのが継ぎ目消しでしょう。
スケールモデルやロボット関係だと継ぎ目部分は平面が多くてモールドが在っても
再生し易い物が多いし最近は継ぎ目が目立たないパーツ構成の物が増えているから
ある程度、模型が作れるようになれば継ぎ目消しも出来るようになるが、模型を始め
出して生物系のキットを買ってきて作ろうと思ってもどうやって継ぎ目を消すんだろうと
キットのインストには隙間はパテで埋めてください。位で具体的にはどうするかなんて
書かれていないので途方にくれた経験て無いですか?私は同シリーズの1/250初代
ゴジラでそれを経験しました。(継ぎ目も消せず周りのモールドを再生する事も出来ず
完成させられず破棄してしまいました。)その頃HJ誌でも記事としてはキット改造作例
は在りましたが、ガンプラみたいに作り方の解説て殆どされていなった。その後、映画
ジェラシックパークやタミヤの恐竜シリーズで継ぎ目消しや消えた体表のモールドの
再生方法とかが詳しく解説され見よう見まねで作り出しました。生物系はソフビや
キャストキットの方がパーツの合わせ目も目立たない位置で」作り易いです。





◎ガメラの場合継ぎ目消しは比較的楽な分類で、具体的にはパーツを仮組で合いを確認し
隙間が空く分を確認して当っている分を削りなるべく隙間が少なくなる様に調整します。
(パーツの分割がどうしても曲線主体になりますからそのままではなかなかピッタリとは
合ってくれませんが)パーツ同士は接着剤を多めに付けて貼り合せ接着剤がはみ出ても
構いません。セロテープでパーツがずれたり隙間が出来ないように固定しておきます。
完全乾燥(2〜3日)させてから手足は目立てヤスリで荒削り、頭部、手首、足首、甲羅は
カッターを立ててカンナかけの要領で継ぎ目消し、320番位から耐水ペーパーでモールドを
消ししすぎないように(不安な場合はセロテープなので周りを保護しておくといいでしょう)
金ヤスリで立ったエッジを丸める感じで600番くらいまでヤスリかけしてタミヤの流し込み
タイプの接着剤を継ぎ目に塗り表面を均します。頭部、甲羅等は溶きパテ(GIクレオスのビン
タイプかタミヤのラッカーパテをラッカーの薄め液でペースト状にした物)を古くなった筆で
消えたモールド部分に筆をトントンと叩いて梨地を再生します。コレだけでも継ぎ目は
カンナかけしただけよりは目立たなくなります。






◎ポーズ変えはキットでは頭部、手足、尻尾の付け根が球状である程度は自由度があり
ポーズが付けられる仕様になってはいますが足首は足に直付けなので足を開くと足底が
接地しなくなるのでポーズは限られます。それでも充分なんですが平成ガメラの様に大きく
足を開きたかったので、足首にアルミ線を通して両足がチャンと接地してるか確認してから
タミヤ・エポキシパテ(速硬化タイプ)で空いた隙間を埋めて半硬化時にスパチュラ(爪楊枝
でも構いません)でキットのモールドと違和感がしないようにモールディングしていきます。
硬化後でも多少の修正は出来るので大体でも充分。尻尾は曲げたかったので、パーツを
接着後に曲げたい分をのこぎりで切ります。(1箇所で切るより何箇所かで切る方が自然に
曲げる事が出来ます)中にアルミ線を通して曲げ具合を調整。タミヤ・エポキシパテで
足首同様に隙間を埋めモールディングします。










【カラーガイド】

◎本体基本色・・・・Mr,カラー 2:ブラックで下塗り。
Mr,カラー 40:ジャーマングレイ+Mr,カラー 2:ブラック少々
で、影部分を残すように此処までは、エアアーブラシ


基本塗装が済んだら筆でドライブラシで立体感を出していきます。
Mr,カラー 52:フィールドグレイ
Mr,カラー 22:ダークアース
Mr,カラー 23:ダークグリーン

等でメリハリを付けていく。
個別の色をドライブラシするよりも紙の上などで色を混ぜて中間色に
してドライブラシするとクドさが軽減できる。






◎話が前後するが、怪獣物の殆どは口の中が加工後では塗り難いので先に塗装がセオリーとも言える。
キットの色指定では単にレッドだけだが、
Mr,カラー 41:レッドブラウンの下地にMr,カラー 3:レッド
奥まった所にMr,カラー 47:クリアーレッド。乾燥後にエナメルカラーのクリアーレッド+ブラック少々で
ウォッシング。(口中のモールドが引き立つ)そして歯はアイボリーだが現在Mr,カラーでは生産休止中
なので、Mr,カラー 1:ホワイト+Mr,カラー 111:キャラクターフレッシュ(1)で作ったアイボリーを筆塗り。
乾燥したらエナメルのレッドブラウンで根元に塗り半乾きのうちにシンナーでぼかす。(爪も同様に行なう。)
本体に下アゴを接着し、ラッカーパテで隙間を埋める。
口はマスキングしておくが少々はみ出していても
構わない。境界部分筆塗りで修正した方が簡単。口内部と皮膚の境界線はエナメルのレッドブラウンでぼかす。
ロボット物と違い塗り分けをキッチリせずにぼかした方が生物感が出しやすい。







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