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tonさん
(※)投稿日 2010年08月01日



■作品名:ゴーダム(TVアニメ「ゴワッパー5ゴーダム」より)
■メーカー:不詳          ■スケール:ノンスケール



 


■コメント■
◎まず「ゴワッパー5ゴーダム」についてですが、アニメ史の流れでいえば次のようなアニメです。

1、1976年タツノコプロが初めて手がけた巨大ロボットアニメ。

2、大河原邦夫氏が初めて主役メカのメカデザインを担当した作品。

3、5人チームのフォーマット(熱血リーダー、一見クールな戦士、
紅一点、デブ、チビ又はメガネ)を崩した5人組の採用
(女性リーダー、熱血サブリーダー、デブ、チビ、メガネ:ギャグ担当が3人)

4、元気でコミカルなキャラが多いのに似合わず、シビアで後味の悪いストーリーが
混じる展開(勇気をふるって敵に向かった少年があっさり殺される。
その回守りきった科学者が、ラスト、飛行機で海外へ向かうが、
敵に襲われ行方不明になったしらせが入る。等)
当時やたらとあったスーパーロボットアニメの中で、微妙に異質なアニメであったと思います。


◎放送当時観ていた記憶は在るのですが、どんな内容だったのか?
子供の記憶なのでメカしか覚えてませんが、無骨なデザインは
今でも好きです。(サブメカは海洋生物がモチーフだったと思いますが?)





◎主役ロボットのゴーダムも、ゴワッパー5の乗るメカを格納する移動基地でもあり、
当時のスマートなロボットと一線を画すズングリドッシリタイプで異彩を放っていました。
「移動基地として動きの少ないイメージでデザインしたら、放映時には、
敵とド突き合いしていて驚いた」といった内容の大河原氏の談話を何かで
読んだ記憶があります。
デザイン的には、「宇宙の騎士テッカマン」のペガスの流れを汲んだデザインですが、
宇宙を駆けるペガスより、体型、カラーリングとも、さらに無骨さを増したように思います


◎歳をとるとスマートな一般受けするヒーロー体型よりも重量感の在る、
ズングリとした骨太のメカニックに魅力を感じる様になってきます。






◎スポンサーの意向か、路線変更(腹から打ち出したパーツと手足を切り離した本体が合体し、
ゴーダムドラゴン、ゴーダムタイガー等に合体変身)もあったりしましたが、視聴率的には芳しくなく、
マイナーなアニメとして語られているように思います。


◎タツノコアニメとしてはリメイクやナツロボブーム時でも商品化されない
不遇な扱いですが、勧善懲悪が主流のスーパーロボット路線の中では
人間ドラマに主眼を置いた意欲作だったと思うのですがね?





◎私としては、ズングリドッシリお腹がポコンとでたヒーロー体型とかけ離れた
ゴーダムのデザインが、非常に気に入っており、
今に至るも気になるロボットであります。
「僕らの夢ほどデカいやつ」であり「ガッチリしたやつ」で「イかすやつ」であります。
私自身の体型から共感しているわけでないと思いますが、鉄人28号、
「バビル2世」のポセイドン、ゴーダム等ズングリドッシリロボットには妙に心惹かれるものがあります。


◎ズッシリトした体型で登場するだけでインパクトの在るメカは好きです。
ヒーロー体型のメカが飛び回るのとは逆の重量感の一撃必殺は
燃える要素です。如何にも巨大なロボットなんだと感じさせてくれて。
(ゴッドマーズの合体したら切るつけて終わりみたいな)






◎前置きが長くなりました。今回のゴーダムは6年前に筆塗りで作ったものですが、
拙く粗の目立つ作品よりもキットの方について語らせていただきたく思います。


◎キットというべきか、素はビニール袋に入れて50円位で売られていたと思われる、
いわゆる駄菓子屋プラモです。
ゴーダムはマイナーなためか、ちゃんとしたプラモキットに出会うことが少なく、
マーク(だったかな)というメーカーはデティールが異なり過ぎて、食指が動かないし、
永大グリップのキットは大、小2種ともある程度の水準らしいけど、ヤフオクでもほとんど
出回らないようです。
(最近ではデフォルメモデルが出ているようですが、デフォルメしてない物、
昨年の今頃「電撃ホビー」誌でフルスクラッチされていたようなのがほしいものです)


◎駄菓子屋の袋売りチープキットは確かにチープな造詣ではありますが、
独特のバランス取や意外と豊富なラインナップで、全てを把握するのが
困難ですが、子供時代には少ない小遣いで買っていたものでしたが、
流石に何を買っていたのかまでは覚えてませんね。

永大グリップ(大)はスプリングで頭部が飛ぶギミック付きだったはず?
その他にもサブメカも数点発売されていましたが、ゼンマイ走行付き
で、現在ではそれなりの値段ですね。






◎7年前、ヤフオクでこの駄菓子屋プラモが出品され、写真を見たら、デティール
(デザインの構成要素)がほぼきちんと再現されており、これはいいと、
かなり競り合った末、落札しました。


◎落札品は成型色違いの3個セット(赤、黄、青)でした。高さが7cm位の小さいキットです。
肩の半球に腕がめり込んでいたりしますので、そこいらを中心に改修してみています
(荒い仕上げでありますが、)。
比較用にパチ組の青いのを並べて見ています。


◎駄菓子屋プラモなりで、シャープとは言いがたいながらもデティールをきっちり
再現しようというメーカーの志の高さが感じられました。


◎駄菓子屋のチープキットや100円キットも手を加えると格段に見栄えがよくなる
要素を持っているので完成見本だけでは判断できない侮れない存在のキットも。





◎(背中は腕を動かすための歯車が露出しているなどトホホ感もありますが……
私の作品の方だって結構トホホだし)

◎私の作品の方はキットのデティールに頼りすぎ、表面処理等もなおざりですし、
改修した肩、腕の造形も雰囲気だけで設定と異なっており、悔いを残す物になっています。
まだ青いのが残っているので、もう一度表面処理等も気をつけて再チャレンジしたい
気もあるのですが、できるかな?というところです。


◎今なら円形モールド等を市販パーツに置き変えたりして
別パーツぽくするだけでも印象が変わると思います。
真剣に形状を再現しようとしだしたらスクラッチになっちゃいますよ。





◎ただこの駄菓子屋プラモにしても、落札後ヤフオクでも出品されることはなく、
収集家的には結構貴重品だったのでは、これを組むのはかなり贅沢なこと
だったのでは等、ひるむところもありますが、まあやっちまったことはしょうがない、
青いのだって組んでしまったから、とことんやったれと言う気持ちで、
いつか再チャレンジしたいと思います。


◎絶版キットもコレクターでもない限り、死蔵させるよりは現在の技術で
蘇らせてあげるのもモデラーの役割と思いますので、作ってナンボ。




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