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tonさん
(※)投稿日 2010年03月13日






■作品名:マクロス 強攻型 (「超時空要塞マクロス」(TV版)より)
■メーカー:バンダイ (元金型 イマイ)  ■スケール:1/8000



◎当HPに来られる方に、今更説明はいらないと思いますが、
『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』と並びアニメブームの
牽引役(後のロボットアニメにも多大な影響を与えた)スタジオ
ぬえ企画、設定、製作:アートランド&タツノコプロより1982年
TV放映が開始された『超時空要塞マクロス』のタイトルメカ。
通常は1200mにも及ぶ巨大な宇宙戦艦なのだが、出港時に
異星人製作部分の機関が消失し、そのままでは主砲が撃てない
事が判明し急遽ブロック構造だった船体を組み替える事で、
主砲が使用可能になる事が判明。その姿は人型ロボットとなり
主砲やピンポイントバリアーの使用によりダイダロスアタック等
戦艦とロボット物の両方のインパクトの在る画面構成が可能と
なった・・・因みに劇中では要塞艦や強攻型の呼称はされて
いなかったと記憶する。(SDF−1マクロスとは言っていたけど)





■コメント■
◎みやこ様も他のページで書いておられますように、基本的に改修を必要としないきっちりとしたキットです。
それでもオンリーワンの作品とすべく、ちょこちょことどうでも良いような部分に手をいれてしまうのは、
どうしようもない性といいましょうか、衝動といいましょうか、スキルもないのに困ったものです。
昨年末に仮組みし、素組に塗装でさっさと仕上げてしまうはずが(1月中放置していたとはいえ)、
年度末近くのこの時期までかかってしまいました。


◎イマイ製品全般に言える事ですが、キッチリカッチリとした製品が多いんですよね。
当時はアリイの出来は問題が在るけどボリューム感をとるかイマイの小さいけど
出来が良い・・・・・・どちらにするか迷ったものです(結局、両方買っちゃうんですけど)

この強行型は劇場公開時に再販されたきり暫く再販がかからず入手困難だったのでが、
バンダイが金型を買い取り『マクロス7』放映時に再販のアナウンスが在り一喜一憂
したのですがシルバーメッキされた限定キットのみで通常版の販売は無く愕然とし
(1/144バルキリー4タイプに1/72スーパーファイターバルキリー、1/100ストライクバルキリー
がメッキ仕様で再販。金型を保有しているなら1/144バルキリー4タイプ再販希望!)
近年漸く25周年記念で通常仕様のキットが再販されたので入手出来た方も多いのでは?






◎キットのプロポーションに文句のつけようもないのですが、好みと気分で、
胸ブロックを気持ち上に移動しました。
頭部(ブリッジ)も、見上げたときの好みで少し後ろに下げ、
頭部の土台ブロックの顎(?)のライン等の微調整をしています。


◎元のキットが良いので微調整でも見栄えが変るのが良いですね。
それにこの手の小スケール物は如何に巨大感を出すかが命題
となりますから見上げた時にブリッジ(顔)が小さいと大きく見えますから
効果的な改修だと思います。(逆に小さく見せようと思えば艦橋等を
大型化すると船体は弄らずに視覚的に小さく見せれますが、
例とするとファ-ストガンダムの艦船類、マゼランやサラミスは
艦橋が大きすぎて妙にズングリムックリしているんですが
艦橋の小型化だけでスマートになっちゃうんですよ)
肉眼て結構いい加減かもしれません。






◎定番のアンテナの真鍮線化に併せ、中央マストのレーダーはエッチングパーツ
の切れっ端でちょっとデティールアップしてみました。
 ほかにも胸ブロックのノズルに市販のノズルパーツを使うとか、右頬(?)を彫り込むとか
気の付いたところで、スキルが間に合うところは手を加えてみました。
(ブリッジの、投稿作品ではグリーンに塗った部分を塩ビでヒートプレスして、内部に正味の
艦橋構造物とリン・ミンメイのステージを作り込むところまでスキルがあったら、
すごくていいなと思いますが、誰かやってないですかねぇ。)


◎アンテナ類は無いと様にならないので腕の見せ所。流石に艦橋のアップ画稿の
再現はサイズ的に無理ですけど・・・・・・・・・・・・・・・。
ブリッジ内部の再現は・・・・・1/8000ともなと人間なんて点ですから・・・・・。






◎両腕の空母プロメテウス、揚陸艦ダイダロスは、キット自体完成度の高い部分
でありますが、艦底に突き出した舵の追加、接続部にフィンを追加、ダイダロス
のブリッジ下のくりぬき程度の言わないと分からない改修を試みました。
さすがに両艦の艦橋のデティールアップは無理でした。


◎私はプロメテウスとダイダロスのディティールアップですが考えはしますが
手間と完成後の効果を考えちゃってそのままです。

逆に1/700位で艦船としてキチンと作ってあげたいなとは思うんですが場所が・・・・
マクロス0でプロメテウス級が出てるのが妙にミリタリー魂をくすぐるですよ。






◎これも定番かと思いますが、全身にプラ板の小片でデティールを増やしました。
8000分の1というスケールですから、のっぺりと見えるはずと言う解釈もあるかと思います
(ムック本「ヴァリアブルファイター・マスターファイルVF−1バルキリー」で、
ちらっと写っていたマクロスがそんな感じでした)。
それでも、模型的な見栄えとか、設定画にあるのに省略された部分とかあるの
で、やってしまいました。センスが疑われる部分でもありますが、見た目は多少変わったと思います。


◎劇中の書き込みまではする必要は無いでしょうから、模型用3面図のディティールアップの
画稿程度のパネルラインを追加でも良いと思いますよ。
この手のディティールアップて妙に楽しいからつい遣り過ぎてしまいがちなんで、
少ないかな?位でやめておくと様になると思います。






◎それにしても老眼の進みつつある私にはきつい作業でありました。手元を見る
ため近眼眼鏡をあげて、貼り付けようとしては、プラ板の小片を落とし、眼鏡を
かけて苦労して探し出すといったことの連続でした。床や机の上に落ちると、ごみや
プラの切れっ端にまじって見つからないったらありゃしない。8000分の1ですから、
1mmもあれば実物では8mもあるものなのに、いくつもゴミに変わってしまいました。


◎メインエンジンの裏までディティルーアップされていて拘りを感じました。
この辺りはAFV出身のせいか筆が届かないところは見えないところて
割り切って下塗りのままにしちぃます(基本めんどくさがりなのかも?)






◎塗装は明灰色、グレーグリーンそれぞれに微量の黒、ダークグリーン等加えて
基本色としました。腿の部分は、設定では白っぽい方の色ですが、グレーグリーンで
塗ってしまい、力強く引き締まった感じもしたのでそのままにしています。
エナメル塗料を適当に混ぜたグレーでウォッシングして仕上げました。
全長1200mの巨大さが表現できたかどうか疑問ですが、
落ち着いた雰囲気にはなったと思います。


◎元々の配色がおもちゃ前提の派手目なカラーリングなので、
カラー設定画とか見ると眼が痛い(宮武氏は軍艦色にしたかった
そうですがメーカーの意向には・・・・本編ではカゲなどの為に
殆どグレーのイメージしかないですが)

配色自体はアニメアニメしていなくて私は好きです。
劇場版ぽくも在りますし。





◎ポーズは基本固定です。元のキットがポリキャップを使わず関節部を挟み込む形式ですので、
そのうち関節がゆるゆるになってしまいます。どうせ活発にアクションをする御仁ではないので、
関節固定で良しとし、瞬間接着剤で固定しました。
ついでに言うと、仕上げにエナメル塗料でウォッシングした際、肘関節が溶剤に侵され、
宇宙戦艦ヤマトの第3艦橋のように左腕プロメテウスが落ちましたので、
瞬間接着剤でがちがちに固めてしまいました。
残っている可動部は、両肩の主砲と腕を左右に振れること位です。主砲は発射
形態がとれますが、腕の可動はフラダンス風の格好をさせる位しか使い道がないです(笑)。


◎キャラクターモデル=動いて当たり前の風潮が在りますが、固定ポーズが妥当なアイテムだと思います。
マクロスチョップとかマクロスキックとかされても嫌だし・・・・・・・・・・・

ウオッシングの件ですが私も未だに割ってしまう事があります。
最近はハンドピースでオーバースプレイ気味にして濃淡調整
しています。これなら間接にエナメルの溶剤が必要以上に
溜まる事も少ないので。(但し、使用後はよく洗浄しておかないと
ラッカーやアクリルと分離したり固まったりするので要注意です。)

◎可動は当時は必要最小限度在れば良い程度でしたから致し方ないでしょう。
素組じゃダイダロスを平行に構えることすら出来ないんですからこのキット。
完成見本では必死にポーズを付けてますが基本棒立ちしか出来ません。(泣)






◎割と製作前のイメージどおりに完成させられたと思います。
もっとも元のキット自体の出来がよいからでもあるのですが。


◎下の画像なんて迫力が在って良いと思います。
製作前のイメージに沿う様に出来たなら今後も
改修の時にテーマが決め易く、加工プランも立て易く
なって良い事ですよ。特にガンプラと違って懐プラ系は
最初プランを決めておかないと漠然と作り出しても
完成出来ない事が多いですから。特にBOXアートと
似ても似つかないキットだったりすると・・・・・・・・・。






◎マクロスは劇場版のブラッシュアップされたデザインも大好きですが、この
TV版も、一緒に運んでしまった洋上艦を間に合わせで両腕につけたという設定
上の無理矢理間に合わせた感じがあっていいですね。超巨大宇宙戦艦の人型変形
というのは、本命企画に対比させるためのボツ予定企画だったという話もききますが、
SF的大法螺の視覚化があっておもしろいデザインだとおもいます。


◎劇場版はある意味カッコ良過ぎる部分が在りますが、TVは本体のSF戦艦バリバリ
なデザインにどちらかと言うとクラッシクな空母と強襲揚陸感のミスマッチが魅力で
甲乙付けがたいデザインです。
よくマクロスはぬえが担当しているからSF考証がガチガチみたいに言われてますが
本来はギャグから入りバルキリーも変形するパワードスーツとデザイン的には
70年代後期の漫画に使いそうなリアルからかけ離れたものでした、それこそ
宇宙船の中の電車がジャックされそれを解決するだけの話とか(その案が
マクロス内部に町を作るアイディアになったとの事)どちらかと言えば
斬新的と言うより同人誌ノリの内容で、本命企画を通す為のダミー企画だったようです。
詳しくはBクラブ別冊のアートミック・デザインワークスや当時のマクロス関係の
対談記事に書かれていますので其方を参考に・・・まさか途中降板した
アートミックがマクロスモドキノ『モスピーダ』の企画を受け持たされるとは
当時の鈴木社長も考えていなかったでしょうけど。



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 ◎最後に私事になりますが、今度4月に転勤のため自宅を離れることになりました。
昨年6月の初投稿以来、みやこ様のホームページへの投稿を目標にモチベーションを
上げて製作してきましたが、転居先の状況もあり、
今までのような製作・投稿が出来るかどうか分かりません。
今回の製作・投稿ができたことで一区切りがついて、転居準備に気持ちが切り替えられそうです。
また製作できる状況になりましたら、御迷惑をお掛けするかも知れませんが、
その節はよろしくお願いします。


◎私も年末に引っ越したばかりでなかなか模型環境を整える事が出来ない状態ですが。
趣味は本人が辞めない限り待っていてくれますしプロと違い締め切りが在るわけではない
自分のペースで出来るのが趣味の良い所でありますから、落ち着いてからで結構ですので
模型趣味を続けてください。








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