★☆★☆投稿作品 bR5★☆★☆
◎tonさん◎
(※)投稿日 2009年07月16日






作品名:連合宇宙軍重巡洋艦コルドバ &突撃艇
(映画「クラッシャージョウ」より)

■メーカー:タカラ(コルドバ)   日東科学(突撃艇)     
■スケール:1/3500(コルドバ)  1/1600(突撃艇)     





■コメント■
■コルドバはアニメーターが逃げ出すほど描線の多いデザインですが、構造物を見ると、
前後に集中していて、中央部はパネルライン以外割とすっきりしています。
この中央部の大きなパネルが開いて、突撃艇が出てくるのです。
映画公開時に劇場で見ていて、海賊との艦隊戦に臨み、コルドバの腹から複数の
突撃艇が発進するシーンに意表をつかれた覚えがあります。
コルドバの巨大さを納得させるシーンでもありました。
(タカラもコルドバのおまけに同縮尺のミネルバでなく突撃艇を付けてくれれば、
パネル部を開けて突撃艇が出てくるシーンを再現した作例もあり得たかも知れない。)


◎コルドバは製作サイドの逸話等も在りなかなか印象深いメカでもあり
それ以降のSF系長いもタイプ宇宙戦艦のハシリでもあり、デザイン的にも
古さを感じさせない秀作ではありましたが、如何せん手書きのアニメート
全盛(宇宙戦艦ヤマトですら当時のアニメでは驚異的な書き込みでした)
しかも、絵コンテにはただでさえ線の多いぬえメカの戦艦を180度旋回
の指示が・・・・・・安彦監督も無理と投げ出したカットを高千穂氏が『うちの
河森に責任取らせます』の鶴の一声でデザイナー自ら原動画を作画させ
られ有名なカットとなったわけですが、今ならCGでアッサリ終わってしまう
んでしょうね。(今は逆にそれだけのメカを描けるアニメーターも少ないですが)


>コルドバの腹から
世代的なものでしょうか、私は特撮映画『惑星大戦争』の轟天号のリボルバー式
艦載機発艦を思い出してしまします・・・・後にはニューノーチラス号でも・・・・






■突撃艇自体も細身の船体に、主砲が上下左右に張り出し、優美さと無骨さを共に
持つお気に入りのデザインであります。
以前に作ったコルドバと並べたくて、このたびオークションで落札したニットー
の突撃艇を製作してしまいました。
あまり作例を見かけないので、実際に製作されている人がどれだけおられるか分
かりませんが、当時の価格の何倍で取引される物を、腕も省みず組んでしまうの
は、結構罰当たりなことのようにも思います。けどやったものは仕方がないのです。
という訳で今回の主役は突撃艇でコルドバはむしろ背景なのです。


◎ニットーのメカコレは全般的には出来が良いシリーズでしたが、
ニットーは既に金型を屑鉄扱いで海外に廃棄したとの事で、
再販が出来ない為にとんでもない価格で取引されてしまっていますから
当時の在庫を持っていないと集めるのも大変(不人気のハンターでさえ
1000円越え。タカラ版はワタルの改造パーツとして再販された為か
わりと当時と変らない価格帯ですが・・・・・プレミアで買ったキットて作ってる?
私は、作りたいから買うからパターンなのでプレミアでもニッパー入れちゃいます。
だって、生きている内にストック作りきるなんて不可能だかし模型て作ってナンボ
と思っているから、転売目的で在庫して置いてもね場所がなくなるだけだし。)

>実際に製作されている人が
作っているんですが、変に資料とかBOXアートと比べちゃうと全然違う!
でノコを入れて延長・・・・・・・・収集以前に改修中でも形が見えちゃうと
テンションが下がって仕上げまでしないでお蔵入りする事が多いんですよ。

>結構罰当たりなこと
先にも書きましたが模型は作ってナンボと思いますから、
チャンと完成させる事の方が模型にとっては成仏ではないでしょうかね?
本来、作られる為に生産(生まれてきた)され買われた物が、作られずに
廃棄されてしまう事の方がバチ当りだと思います。
たとえ100円のキットであろうとも100円以上の作品に仕上げたり
100円以上に楽しめる模型作りの楽しみ(ゲームの100円よりも
楽しめると思うんですがね?上手い人は100円でゲームクリアとかしちゃうんでしょうけど)






■さて突撃艇のキットですが、スタイルも良いので、手を入れたのは細かな部分ばかりです。
艦首下の4連装砲、ブリッジ後ろの砲塔を真鍮線にしました。4連装砲中心はHアイズを貼り
付けました。


◎ヤマトのメカコレもそうですが、アンテナ類は成形上太くなりがちなので、
そう言った細かな部分をディティールアップするだけでも精密感がアップ
してお手軽なわりに効果が大きい改修と思います。特に艦船類は見せ場にもなりますし。






■主砲の砲身はビーズに置き換え(アナライザーを作ったときに買ったビーズが
しっかり余っているので有効活用。砲身の肉厚が表現できたのでは…と自己暗示
をかけています)。主砲塔から突き出ているアンテナ状の突起は手持ちのエッチ
ングパーツの余りを流用してみました。


◎ビーズの再利用は砲身とか数の多い物はサイズも均一だし良いと思います。
最近のキットでもまだまだ多い円柱パーツの
左右割の分割は継ぎ目消しで円柱が歪になったり、穴が開いてない場合は
ピンバイスで開口するのがずれていたりして完成後に意外と目立つんで、
完成しちゃうと解らない部分ですが遣ったと遣らないとでは完成度が違って来るんで
手間はかかりますがお互い頑張りましょう(この手の改修て色を塗らない前の方が
映えるのが悲しい所では在りますが・・・・・・・・・・)






■左右の張り出しで艦の下面が平らになっていたので、パテで膨らみをつけました。
キットの飾り台の支柱は、下部主砲の前に来ているので、主砲口が前から見え
るよう、後部に移し真鍮線で作り直しました。
艦の識別番号は原作では描かれてないのですが、あってもいいかなと思い、
あり合わせのデカールで3番艦にしてみました。


◎ニットーの艦船類、キットとして纏まっているので、気にしなければ
素組でも充分なんですが、資料とか好みを入れだすと結構大変だったり
するんですが、細かく手が加えられていて好感が持てます。
(第3者的には製作途中画像が在ればどれだけ手を加えたかを
アピール出来たと思います。特に絶版キットは手にする機会が少ないです
から、キットのままと思う人も居ますからね。
私も、過去にほぼ全身に加工をしていた1/60スコープドッグを展示会で
素組と言われましたからね。






■コルドバは7年前に作成したものです。塗装はエアブラシ導入前で全て筆塗りの時代です。
こちらもほとんど素組みです。設定画と見比べて艦首の砲の間の高射砲(?)の角度を
変えたりしていますが、細かな部分での設定画との違いはいくらでもあるし、
ちまちまやっても目立たないしで、手を入れたのはごくわずかです。
ただ、ブリッジの張り出しが丸くなっているのは、印象が違うと思い、四角く削り出しました。
結果ブリッジが小さくなり、相対的に艦全体が巨大に見える効果があったのではと思います。


◎コルドバ、筆塗りですか、画像からじゃ解りませんね。単色とは言え面積が広いから
大変だったと思います。私のコルドバは全体色のみハンドピース(とは言っても公開当時
ですから今みたいな模型専用ではなく自転車の空気入れとかに使うけたたましい騒音
と振動で自走するコンプレッサーだった)で細部は筆塗りでしたが黄色が難しいかった
覚えがあります。

>設定画と見比べて
比べだすと完成しなくなりますからね。ニットーのコルドバなんて似て非なる物体ですよ。






■2艦の縮尺は全然違うので、コルドバは遙かに遠く背景になっているのだと脳内
補正をかけて眺める必要はありますが、ともあれ、2艦を並べて飾れるようになって、
それぞれ良いデザインだよなぁと眺めている今日この頃であります。


◎アニメ物の艦船モデルの定めなのでしょうかねなかなか統一スケールでの
キット化は難しい(船体サイズに違いが在りすぎな作品が多いから)
それでも、クラッシャージョウの様な単品の劇場作品でメイン以外も商品化
されるだけ恵まれてはいるシリーズですよね。
当時のデュアルマガジンでこの2隻の出撃シーンを特撮をしていたのを思い出しましたよ。
(当時の模型作例としてはそれだけだった?)






◎近年の妙に洗練されたデザインよりもSF宇宙船らしくて良いですね。
(SWのエピソード1〜3よりもエピソード4〜6。ギャラクティカも旧シリーズ
のゴチャゴチャした方が感覚的に好きなんです。)







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