■XATH‐02”STRIKEDOG”■
《ストライクドッグ》


■タカラ 1/35SAKシリーズ 【XATH‐02”ストライクドッグ”】 初版定価 800円■



■『クメン編』でパーフェクトソルジャー・イプシロンが”スナッピングタートル”から乗り継いだH級AT。
”スナッピングタートル”が”スタンディングタートル”をチューンナップした機体だったが、”ストライクドッグ”
は、秘密結社が開発したパーフェクトソルジャー専用機で、外観こそM級ドッグ系だが、各パーツは
スケールアップされている。これは、全くの新型機(規格)を開発するよりATとしても安定した動作や
信頼性の在るドック系をベースに設計した方が短期間に開発が進むと判断されたからかも知れない。
しかし、大型化した分、機体内部のスペースが出来た為に内装式機関砲が搭載やミッションパック
(ザック)の換装無しに地上戦〜宇宙空間戦闘までこなす他ATには観られない万能タイプとなった。
ロールアウトした機体はイプシロンに渡され『クメン』〜『戦艦X』〜『サンサ』とキリコとの決戦まで活躍。
後にはそのままのスペックでの量産化はされなかったものの量産化計画の一環として仕様を限定する事で
生産可能となり、砂漠戦仕様の”ラビドリードッグ”雪上戦仕様の”フェアズリードック”等に発展はした。
(ディアルマガジン版『青の騎士』に登場する”黒き炎シャドウフレア”は”ストライクドッグ”の改造タイプの様な
デザインには為っているが小説版ではデザイン自体変更され純粋な量産機は設定が成されていない様だ。)

●本キットが実質的な1/35SAKシリーズの最終商品と為っしまった。(レッドショルダーカスタム。
ラウンドームーバーが前後に発売されはしたがパーツ追加商品の為に純粋な新商品ではなかった)
BOXアートこそ『サンサ編』をモチーフに描かれているが、シリーズラインナップを観れば解るのだが
『クメン編』までに登場した機体しか出ていない事が解る。(ラウンドムーバータイプもスコープドックU
仕様では在るが『ウド編』で既に登場しているバリエーションAT) 番組本放送中も内容の重さと子供
ウケしずらいロボットデザインが災いしてか『ボトムズ』関連商品の売れ行きが前シリーズの『ダグラム』
程伸びず、商品開発のペースは尻すぼみにならざるえずに後半登場主要ATの商品化に至らなかった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ダグラム』が1/72SAKシリーズでは主要CAが出揃っただけに残念です。
(メーカーも商売で遣っている事なので売れない作品を続ける訳にはいかないので仕方の無い事。
幸いにも、番組自体の打ち切りと言う最悪の事態に為らなかった事が現在でも支持される作品に
為っり後のOVAやゲームと媒体を広げて行けたのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。)

◎キットは一瞬1/24?と間違うほど1/35中でも最大のボリュームが在り、全体的なプロポーションも
印象の悪いとされている1/35シリーズ中でも無改造で充分満足の出来る完成度。(しかし、金型が
行方不明(紛失or破損)の為に近年本家タカラからの再販時にはラインナップから外されていました)
プロポーションは好みを別にすれば殆ど問題点は無く、スケールからくる可動部のクリアランスの狭さ
の為に大胆なポーズこそとれないが、この手のキャラクターロボットで武器類を肩に担ぐ事は無理な
事が多かったが、少々無理は在る物のキット状態でソリッドシューターを構える事が出来る事や、
設定画稿に書かれたフクラハギ外側の内部メカの再現。アイアンクローの可動ギミック。コックピット
内部の再現等、1/35サイズでは充実した内容と為っている。(内装銃も再現されていればギミック的
には100%満足なのでしょうがメーカーサイドに文句を言うのも酷と言う物でしょう・・・・・・・・・・・)






●『パーフェクトソルジャー』ボトムズファンにも定評の在る”アニメR”(※)担当の話数で、
”スコープドッグ”のキリコと”ストライクドッグ”のイプシロンが能力の限界点での最終対決。
〔マシンガンの銃弾をローラーダッシュで避けながら内装銃の照準を合わせ・・・・・・・・・・・〕
等と考えながら(放送当時の物なので間接軸等が折れて1部パーツも無くなっていた(T.T))ポーズを付けて行きました。
クローを前で構えるポーズは1/60スケールでしてしまっているのでどうしようかと考えた苦肉の策(笑)
CG処理等しないとスピード感が出にくいのが悩みの種。(ローラーダッシュとバトリングシーンを迫力の在る見せ方が出来ものか?)

(※)アニメR
◎谷口守康氏が代表を務める大阪を活動拠点にしているアニメスタジオ(作画)で、高橋監督作品には欠かす事が出来ない。
ボトムズに於いては、キャラクターデザインの塩山氏の描くキリコと異なる谷口キリコと呼ばれるまで人気を二分した作画監督
の谷口氏(無口な方でしたがデッサン力が凄く作画ペースも速かったです)。メカニックでは、吉田徹氏と毛利和昭氏の
スピーディーな作画で後のATのアクションは決定付けられたようなもの。当初のATは重くて鈍い描写がされていましたが、
アニメR担当以降はローラーダッシュもスピード感ある演出に変更されていきました(OVA版では当たり前の描写に為ってます)
『ダグラム』の時は”コンバットアーマー”の重量感の在る演出の為か、表立って評価される事は残念ながら少なかったのですが、
『ボトムズ』で開花。『ガリアン』でも軽快感のあるアクション。『レイズナー』ではメインスタッフとして参加。SPTのキャラクター性
までも観る物に植えつける事が出来た凄腕集団。   (毛利氏はフリーに為られ現在は関東で活躍されています)



■製作■
と言っても・・・・・・・・・・・・・・20年位前にブロック毎に接着されてしまっているので、延長や幅詰めは行っていない。
1/35シリーズでもベストキットなのでプロポーションは良好。しかし、タカラのプラは割れ易いので素組でも気を付けた方が良い。

◎〔上半身〕左胸のインテークを開口し裏からプラ板を貼った。

◎〔右腕〕付属の拳は当時から大きく感じていたので”スコープドッグ”の物に変更。

◎〔左腕〕キットでは内装銃が再現されていないので、スライド部分を丁寧にカット。
穴の開いた部分はプラ材等で埋める。上爪は肉抜き穴が目立つので埋める。
此処までは当時遣ってましたが、銃身はまだ。

◎〔脚部〕右膝のステップの凹部は継ぎ目が消し辛いので薄手のプラ板でフタをすると綺麗で早い。
〔足首〕プラ板でパネル状モールドの追加。

◎〔空間戦闘用ザック〕バーニアを交換。

◎〔ソリッドシューター〕プラが変色してました(゜o゜)ゲッ!!
本体後部の排気口のフィンに継ぎ目がくるので、プラ板でフタ。
寸法さえキチンと切り出せれば早くて楽。

●しかし、コレが在ると、スコープドッグU仕様(グリーン単色)のショートバレル携帯が欲しくなるね?
”ストライクドッグ”のランナー状態はもう少し置いて於こう(再販されないから作りたい時に無いの嫌だし。)








■戻る。        ●完成。

Ads by TOK2