■ATM‐09‐ST ”SCOPEDOG”■
《スコープドッグ》



■タカラ 1/35SAKシリーズ 【ATM‐09-ST ”スコープドッグ”】 初版定価 600円■



●TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』は先に放映された『太陽の牙ダグラム』のリアルロボット路線をさらに突き詰めた内容でスタート。
ロボットを兵器として扱うのは『機動戦士ガンダム』以降はお約束だったが、この”スコープドッグ”に至ってはカラーバリエーション
こそ在れど、主人公もサブキャラクターまでもが同じ機体に搭乗し、壊れれば簡単に乗り捨てられヒーローロボットとは縁の無い
無機質なロボットとして扱われ、デザイン画発表当時は丸坊主の頭にメインカメラが下になった物が出回った為か、タコに見える
所から09系ATの事を”タコ”と呼び現在でも、スコタコ等の呼び名で親しまれている。(俗称であってオフィシャルな呼称ではない。)

●キットは1/35SAK(スケール・アニメ・キット)シリーズの第2弾で、”ストロングバックス”とほぼ同時期に発売された。
商品名こそ”スコープドッグ”だがキットは”パラシュートザック装備タイプ”となっており、以降のバリエーションキットには
必ず付属するパーツになっている。(BOXアートも降下部隊がモチーフと当初は標準装備との解釈だったのか?)
プロポーションは1/24スケールと比べられがち(発売当時も模型誌の作例は1/24がメインで1/35は殆ど取り上げられ
られることが少なかった為か酷評される事が多い?)と完成見本のポーズ付け(硬くてぎこちない)が見た目の印象を
悪くしているが、細かな事を言わなければ個々のバランスは悪くなくエッジ等もカッチリとしている。


 

■ATM-09-ST スコープドック《パラシュートザック装備タイプ》■
昨今の書籍には"ドロップキャバルリー”と呼称されている事が多い。
劇中に於いては、各エピソードのラストに”守備隊(紫系カラー)”が、
大群で降下してくるので印象深い装備バリエーション機。



■【上半身】
●他の作例でも触れているが、胴体下部を2mm高さを増す。
(インジェクションキットの宿命で微妙なテーパーが付いている
のでプラ板を貼る前に接着面を軽く均しておくと隙間が出来に
くい)

●腕はポリパーツで可動するようにした。
上腕は少々長めなので、肘側をカットして1〜2mm長さを詰める

●拳はキット物も良いのだが(握り拳は使えない・・・・・・・・・)
小振りに新造。(目安:幅8mm。長さ9mm。厚み7mm。)

■【下半身】
●《腰》 サイドアーマーのBOXが、パラシュートザック装備の
画稿では、明らかにノーマルタイプ(アームパンチ用マガジン)
とは異なるもののキットでは再現されていない。
劇中はノーマルタイプで作画されていたので気にしない分には
キットのままでOKでしょう。
(ザックを付けなければノーマルタイプも楽しめるしね。)
拘る向きにはプラ板の箱組で簡単に出来る物なので、他人と
違った完成品が作りたい方は頑張ってみてください。



●《太もも》 キットのままでも可笑しくは無いのだが、アーマー
に隠れてしまい、視覚的に短く見える為に、モールドの無い部
分でカットし、3mm延長。(再接着の時に曲がらない様に注意)

●《脛》 膝アーマー上部を1mmボリュームUP。
右膝のフックは強度確保の為に真鍮線に変更。
インテーク(排気口?)のフィンは継ぎ目が消し辛いので、切り
抜いてプラ板で再生した方が早くて綺麗。
前面、降着機構は03mmプラ板で強調。

●《足首》 接着面で4mm幅詰め。
(最初にマジックや鉛筆等で辺りを付けてから削ると削り過ぎ
が防げる。失敗して隙間が開くようならば、クサビ状に削った
プラ板を隙間に入れて修正すれば良い。失敗をしてもフォロー
の仕方が解っていればやる気を無くす事も少ない)

ターンピック。1パーツでベタッと張り付いている感が在ったの
で0.5mmプラ板で蓋をしている。
杭は余りにもおざなり気味だったので削り落として、日東1/76
キングタイガーの砲弾の先を差し込んでいる。
(細いプラ棒を削っても同じ効果が得られるだろうからわざわざ
流用パーツを買う事は無い)
内側の○モールドはピンバイス等で淵を薄くして市販の○の
マイナスモールドを入れて在る。

 

●パラシュートザックはこのサイズでは充分な再現度。側面のモールドの継ぎ目消しが面倒なので、
削り落として加工後0.3mmプラ板等で再生(作り直さなくても丁寧に継ぎ目を消して遣れば問題は無い)












●バリエーション@



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