| タクシーのよもやま話 | 今までに有った事を話します。 面白いかどうか? |
| その1 乗車距離最短距離 | その4 聞き違い | |
| その2 乗車距離最長距離 | その5 他の運転手もいやなのかな | |
| その3 行き先不明 | その6 えっ!遺骨とおしゃべり?!! | |
| その1 乗車距離 最短距離 | |
駅で特急から降りて来たお客、お年寄り夫婦。 「すみませんが、尾道まで行きたいのですが」 (わ!最高の客!!約 17,000円) 「はい!」メーターを押し ゆっくりと発進。 「尾道行のバス停までお願いします」 (タクシー乗り場のすぐ隣)(ショック大きかった) 一回乗って発進したからと説明して1メーター分貰った。 |
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| その2 乗車距離 最長距離 | |
8月下旬 朝7時 駅 22・3歳の男性。 「高知県安芸市まで幾らくらいでしょうか」 35,000円くらい掛かると言うと 「電話をしてきます」と言う。 何の事か分からず新聞を見ていると2分位してから来て 「向こうに着いたら払いますからお願いします」と言う。 半信半疑だったが、ここが今治人気質。 安芸市に向かって出発。 尾道でバスに乗ろうとする時、さいふを落とした事に気づき、 しまなみ海道を歩いて今治まで。 駅で一晩を過ごし、体力が消耗してしまい、 母に電話をして支払を頼んだと言う。 今治から安芸市まで 36,000円、 高速代金 4,000円、帰りの食事代として1,000円くれました。 |
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| その3 行き先不明 | |
深夜 飲み屋街から。 かなり酔った客。 乗って来ると「まっすぐしばらく走って」「はい!」 大きな分かれ道にさしかかり後ろを見ると寝ている。 起こすと「あ!右走って」「はい!」 かなり走って隣の東予市。 大きな交差点で後ろを見ると寝ている。 (だいじょうぶかなあ) 起こすと、きょろきょろと周囲を見て 「もっとまっすぐ」「はい!」又寝ている。 本部から無線 「行き先は?」「不明です」「気を付けて」「了解」 国道196を走り東予市が過ぎようとする辺りで起こすと、 「そこの広っぱで止めて」 関東ナンバーの大型トラックが止めてあった。 長距離トラックの運転手さん。 町の名前を知らなかったため。 |
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| その4 聴き違い | |
糸山公園での歩行者通路からの客。55から60歳位の夫婦 奥さん「運転手さん聞いて!! 」 「はい。なんでしょう ?」 「馬島の海岸で、海を見てたの、するとお魚が居たから、何と言う魚だろうと言ったの すると、そばに居たお年寄りが、それは 「タマゴだ!!」 だって」 わたし「ほお・・・$#?*+」 「ねえ、運転手さん、タマゴって泳がないよね。」 「はい、泳がないですね、卵は・・・$#?*+・・」 「今治の人は、親切と思っていたのに・・・・」 「おまえ、タマゴっての名前のお魚が居るのかも」 「あの・・・・・・ それは、 「たなご」 と言う名前の魚だと思うのですが・・・」 奥さん「・・・?#$+*@&」 「たなご」 安くておいしいお魚。海岸で見える所に居るのは、小さい、8センチくらい。 食べるのは、15センチ位から。 たくさん捕れて、一般に売られている。 海鮮料理店では取り扱わない。地元では、安い魚とのイメージが強いから。 私も、おいしい魚だと思う。 晩酌には最高にいい!! 家内もよく買ってくる。 |
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| その5 他の運転手もいやなのかな | |
8月、お盆少し前のある日、深夜1時半頃。 市外にお客を送っての帰り道、自分の前方には2台のタクシーが走っていた。 突然に先頭のタクシーが大きく右にそれて、何かを避けて行く。 そして2台目のタクシーも同じように何かを避けていった。 1台目の時は何を避けたのかは分からなかったが、2台目が避けたときにはそれが理解できた。 改造乗用車の周りに6ないし7人の若い人が大きく手を振っていた。 みんな茶髪で変わった服装(自分達年寄りから見れば)をしている。 1台目の通過速度からだんだんと遅くなり自分の時は大分速度が落ちていた。 若者達は、この車を止めなくてはと真剣な態度でストップ表わしている。 あぁ・・なんだか恐い感じ。このような若い人は苦手。 新聞にも嫌な記事がでていたなぁ。 「おっちゃんよく止まってくれたね、有難う」「OOO町まで行ってくれる?」 「自分達2人は明日仕事が有るので先に帰るからお願いします」 「はい!どうぞ」 翌日、先の2台の運転手「おい!昨日は無事に帰れたか?心配していたんだぞ」 深夜、若く茶髪でくたびれた服装の人を、町から離れた山道へ送る時など不安な感じになる。 他の運転手も同じ気持ちだと言う。 |
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| その6 落語の小話より | |
| ラジオで聞いた落語の小話を書きます、うろ覚えですが。 ある日の夜遅く、かなり酔っていて3人でタクシーを拾った。 大騒ぎをしながら、後ろに2人前に1人乗ろうとすると、運転手が「すみませんが後ろに3人乗ってくれませんか」と言う。 前の座席を見ると白い風呂敷きに包んだ四角い物が置いてある。 仕方なく後ろの席に座りここでも騒いでいた。 ふと気が付くと運転手が横の座席の白い包みに向かってなにやらぶつぶつと言っている。 「運ちゃん何を言っているのですか?」 「あぁ、これですか、これは先日亡くなった女房の遺骨なんですよ」 「仏壇に置いているのですが、時々一緒につれて行ってくれとせがむものですから、横に座らせているのですよ」 「黙ってすわっていてくれればいいのですが、元来おしゃべりなものですから――、話し相手になっているんですよ」 「おぉい!!そこで降ろしてくれ」 わぁ―こんな運転手にあっては大変だとばかり、飛び降りるように降りた。 それから2.3日たった日、タクシーに乗ると、偶然にもその時の運転手。 「わっ―またあの包みがある大変だ」と思っているところに運転手が話し掛けてきた。 「あっ、この包みですか、これは弁当箱なんですよ。昼と夜食を一緒に持ってくるものなので少し大きい目なんです」 「騒がしくうるさい客がくると、これに話しかけるんですよ。女房の遺骨と言ってね。たいがいの客は顔色を変えて急いで降りて行ってくれますよ。こちらから降りてくれなんて言えないですからね」 (ああ〜〜自分達のことだ〜〜) 詳しくは覚えていないのですがこのへんで―― |
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