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10:02JR武田尾駅着。阪急田園バス・上佐曾利行き10:18発。大川さんは西谷支所前で合流の予定で、木下さん、中川Pが武田尾からバスに乗る。いままで西谷には大川畑山菜ハイキングでしばしば訪れてはいるが、そこから最も近い山、竜王山には登ったことがない。そこで今日は西谷・竜王山ハイキングという計画になった。竜王山は国土地理院の地形図にその名が記載されているが、地元の人々は山腹の竜王神社を「竜王さん」と呼び、三角点のある頂上365mを愛宕山と呼んでいる。
木下さんが鳥類図鑑を買ったといって、パラパラめくり、「このあいだ見たフクロウは何という名前だったかな」と。「ああ、あれ、トラフズクです」・・・とかの話をしていると、運転手が会話に割り込み、このあたりに見る野鳥の話をされる。対岸の松の木にトンビを見ることがあるが、「あの枝に巣くっているトビは、ヒナがかえったのは見たけど、どうもカラスにやられたようだ」とか。武庫川の、このあたり、カワウ、カワセミもいる。僧川あたりにはヤマセミ、カケス・・・たくさんの鳥がいる。子供の頃は大池や神社(スサノオノミコト)で遊んだ。神社にはフクロウがいた・・・とか。
10:35西谷支所前で下車(350円)。大川さんが待っていらっしゃった。朝、曇っていたが、青空が覗いてきた。今日の天気予報は快晴、気温17℃と4月頃の上天気になるとのこと。厚いフリースは不要となり、ザックに入れる。

さて、竜王山への取り付きがわからない。文献によれば、迷った末、地元のおばちゃんに教えてもらったというようなことが書いてあったが、いきなり迷ってしまった。草刈のおじさんに尋ねてみるが、竜王山なんて知らないという。仕方がないので、地形図頼りにケモノ道から藪漕ぎで突っ込むことにした。惇子さんは「もっと北側から回り込んだ方がいい」というが、小さな山なので強引に登る。えっさ、えっさ藪を漕いで30分ほど、やがて、しっかりした道に合流し、すぐに竜王神社があった。赤い木の鳥居の奥に2つの祠がある。右の小さな祠は石造の屋根が壊れたのか、セメントで補修されている。3月27日に神社の祭典があるらしい。
神社から方向を確認し、竜王山をめざす。里山は小さな道がいくつもあるので、ルートファインディングが難しい。コンパスがなければ、多分大きく道をはずしてしまうことだろう。

11:40竜王山(愛宕山)頂上365m、四等三角点の石柱があった。これは、ここ1年以内に作られたような新しい石柱だ。頂上部はコナラなど、里山特有の雑木林のため展望はよくないが、冬枯れの樹間越しに、わずかに羽束山、大船山らしい山が望める。
頂上で昼食というのもいいが、もう少し大きい広場がよかろうということで、南の尾根、ソエ谷峠へ向う。幅の狭い雑木の小道でところどころに倒木があり、跨いだり、くぐったりして、猿山分岐を過ぎ、やや広い道を進めば、大きく開けた、車道のあるソエ谷峠に飛び出す。
2人のおばさんハイカーが弁当を食べていらっしゃる。彼女たちも竜王山からやってきたとのこと、これから古宝山(ふるっぽさん)へ行くとお元気な様子。われわれもここでビールをいただき、昼食(40分)。ここから東へ下れば銀山、西は西谷支所、南は玉瀬に通じる。当初、ここより新池を経て西谷支所へ下りる予定だったが、どうせ武田尾まで歩くのだから、玉瀬への最短距離に通じる近畿自然歩道を行くことになる。車が通れる道はいずれの町でもゴミ捨て場になっている。車で大量にゴミをほかしに来る不届き者は、ほんま、かなわんなあ。
シジュウカラ、ケリなどを観察しながらゆっくり歩く。小川のほとりで山菜を摘むおばさんあり。問えば、タンポポの葉を採っているとのこと。もう、ボチボチ山菜シーズンですね。

満福寺にお参りし、古い地蔵さんを鑑賞。この寺は最近改築されたようで新しい。八王子山(はっちょうさん)を左に眺め、交通量の多い車道を武田尾に向う。玉瀬集落の地蔵堂に参拝。峠の地蔵さんを拝み、檻のイノシシの牙が20cmはあるな、とか双眼鏡で観察したり。

おっと、初めて見た野鳥、「チョットコイ、チョットコイ」のコジュケイが歩く。声はよく聞くけど、見るのは初めてや。僧川の水辺で遊んでいるので、少しずつ近づけば、少しづつ下流へ移動する。ホオジロの幼鳥がちょろちょろ歩くのも可愛い。道路脇に鳥居のある大岩稲荷大神にもお参りする。
15:15武田尾さくらやに到着。アジの造りで美味しい熱燗をいただく。大川さんは「天保の柿泥棒」の著書を加代さん(若い奥様)に示し、朗読して講釈なさる。大川さんと木下さんは1月にもここ「さくらや」さんでよばれ、どろんどろんになって帰ったとか。今日はほどほどにて退散。
17:05JR武田尾駅乗車。今日は、ぽかぽか陽気のいいハイキングだった。
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