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香川県の山 少し遠いが 一日で 琴平さん参り 青春18切符で四国を往復 |
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青春18切符の有効期限が迫った1月16日、1日で四国のどこかまで往復できんやろか、と思案していた。惇子さんが「はどうかしら」というので、うん、いいやないかと同意する。 いつも山に行くにしろ、ハイキングにしろ、電車に乗ったらすぐいっぱいやるんだが、最近うるさいので辛抱して一滴の酒も飲まずに四国に渡る。岡山から瀬戸大橋を経て香川県に入る。香川県には奥深い山とか高い山はない。大概平野部にぴょこんと立つ小さな山がほとんど。 坂出から琴平への各駅停車に乗り換え、終点琴平で下車。大体、善通寺の手前あたりから望む山はそれらしい雰囲気を漂わせており、遠めにも穏やかな稜線が見られる。ここの最高峰は大麻山616m、普通登山としてはここに登るらしいが、今回われわれは初めて訪れるゆったりハイキングだから、奥の院までとする。 駅から町並みを通り、参道へ入れば土産物の店だらけ。勿論、それが普通だが。やがてすぐ、石段が始まる。ほんのちょっと登れば、ある店のおばさんが惇子さんに竹杖を持っていけと渡される。遠慮すればいいものを、ただちに受け取り杖をついて石段を登る。 もう本宮かなと思えば旭社、立派な社殿。ここからもう少し急な石段を頑張ればやっと本宮251m。大体、観光客のほとんどはここまで。これから上はハイカーか登山者というところか。讃岐平野から瀬戸内海の展望は抜群。 シイの大木が多い静かな参道を登り、常盤神社、白峰神社、菅原神社と過ぎれば、やっと奥宮(奥の院)に至る。惇子さんが収印帳を出してお願いすれば、ここの神主さん、それをめくっていわく、「あちこち行ってますな」 つい先般は、ずっと東の方に行っていたようだ。 これから大麻山まで登るには少し時間が足りないようだから下山する。下りは早い。お土産を買うわけでもないから、さっさと下りたら予定の時間よりずいぶん早い。町で地場の酒屋に寄り、おいしそうな清酒ワンカップを1セット買う。 琴平駅に着いた時、丁度岡山行きの列車が入ってくるところだった。缶ビールとアテを少々買って、空いた車両に飛び乗り、ああ、やれやれ。 それからは随分くつろいで大阪へ帰ってまいりました。 |
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