僕 ら の 遊 山 遊 谷

雪 稜
 
 冬の稜はおうおうにして風が強い。地吹雪となることも少なくない。しかし、ひとたび晴れ渡れば、この世の景色とは思えぬ壮麗に呑まずとも陶酔してしまう。時に雪面から発する紫外光線を交わしながら、時に指先の感覚を失いながらも淡々と稜を行く。そして名も無き頂に立ち、ふと我の軌跡を振り返れば、そこには天狗様の足跡が縫い目のように続いていた。


北ア 鹿島槍ヶ岳

△後立山連峰 鹿島槍ヶ岳 2.899m
こないだ鹿島槍に登ってきたのですが、一番の目的は雪の鎧をまとった剱を見ることでした。
・・・ってことで、あこがれの雪剱をバックにパチリ。写真は爺ヶ岳南峰より 2005 (A)



白山 弥陀ヶ原

早朝の弥陀ヶ原。バックは別山。前夜は強風で、安物テントが壊れそうだった。(A)


北ア 剱岳


△立山剱岳2999m 海外登山を目指すなら、岩・雪・氷の全てが揃ったこの山しかないと思っていた。
しかし、海外登山をしても、冬の剣岳ほど困難な雪は無かった。
それほどに湿気の多いベタ雪で、歩いていてもテント内でもズブ濡れだった。
この頃、まだまだ革登山靴の私は、朝カチカチに凍った靴を履いていた。(M)



北ア 北方稜線

十数年前、単独では記録にないという理由から冬の北方稜線を計画した。
僧ヶ岳〜毛勝山〜猫又山〜剱岳のルートである。
僧ヶ岳からドンヨリ薄暗いながらも、これから辿る予定の北方稜線を見ることができた。
ここで初めて記録にない理由が解ったような気がした。
その多くは、湿った雪深い樹林帯。見るからに苦労ばかり多く、面白くないからだと感じた。(M)



南ア 鋸岳


△南ア鋸岳2685m (KYY)


八ヶ岳 赤岳

パノラマ写真が出始めの頃で、無意味なパノラマ撮影をよくしたものだ。
貧乏なので装備はお下がりの貰い物がほとんど。
ヤッケと呼ぶにふさわしい服で、ピッケルとアイゼンは当然カジタだ。
革登山靴も貰い物で、厚い靴下二枚重ねで履きサイズを合わせていた。
鉄ビナと呼ばれていた重いカラビナは、今でも大事に使っている。
(M)


八ヶ岳 赤岳

△赤岳2899m(K)


北ア 西穂稜線

△西穂高岳2908m (K)


富士山測候所

△富士山3776m 近いこともあり高度順応を兼ねて何度か富士山に登った。
強風でテントのポールがへし折れ、凍傷になりながらも補修したこと、
滑落し骨折した脚で下山してきたこと等、数々の出来事が思い出される。
今年(2004)、富士山測候所はその役目を終え無人化となった。
長い間、ご苦労様でした。(M)



北ア 乗鞍岳

△乗鞍岳3026m 穂高、槍を遠望する(K)


北ア 槍ヶ岳

△槍ヶ岳3180m お古のキスリングを背負っていた。
キスリングは岩場手前にデポし、空身で最後の岩場を登る。(M)


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