僕 ら の 遊 山 遊 谷

岨 道
 「往時」という言葉が一番似合うのが岨道である。春先ならば、残雪に薄っすらと筋が走るのを遠望できる。夏ともなれば、草に覆われ入口ですら見失う事もある。岨道は、鬱蒼とした森の中を縫い要所まで付けられている。途中、古い酒瓶が埋められていたり、荷縄が掛けられてたり・・・。ブナには年号と名が刻まれている。人跡絶えない谷筋や登山道に比べ、岨道はほとんど歩かれる事は無い。まったく勿体無いことである。

黒部

(D)

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