徳島県



勢玉・酒蔵

設計:不明
所在地:徳島県徳島市福島
用途:
酒蔵(現在はレストラン・ホール・展示施設)
竣工:1902年(明治35年)
改築:1999年11月
構造:木造
規模:地上2階


撮影カメラ:
デジタルカメラ(334万画素)
SONY(DSC-P1)

HP作成日:2002年3月9日


勢玉(せいぎょく)は明治35年創業の伝統ある造り酒屋で、建物は第2次世界大戦の空襲にも耐え、現在では有形登録文化財にも指定された貴重な酒蔵です。
酒造りは近年オートメーション化された工場に移行し、その役割を終えた酒蔵は新たにリニューアルされ、資料館、レストラン、イベントホールとして活用され続けています。




外観の様子。 建物はレストラン、イベントホール、展示スペース・ショップの大きく3つに分かれています。



 

こちらはホールに改装された旧本蔵、当時貯蔵庫の役割だったところ。 定期的にコンサートなどを開催しているそうです。
(写真上段左)ホール全体の様子。 当時からの長大な木の梁は迫力があります。 新しく床が張られ、照明が施されています。
(写真上段右)入口右側に残る階段。 2階は当時のまま残され、道具などが置かれているそうです。
(写真下段左)壁際足元の様子。 幅木のようなものは御影石で、当時蔵の湿気対策として採用されました。
(写真下段中央)槽(ふね)と呼ばれる、もろみの入った酒袋を重ねて入れ、搾る装置。
(写真下段右)通常閉じられたレストラン側への扉。 目的に応じて開放し、レストランと連続した面白い活用法が考えられます。




(写真左〜中央)ミュージアム(展示スペース)。 当時使われていた道具などが展示されています。 天井が高く、一部2層吹抜となっています。
(写真右)こちらはショップ、旧帳場及び商談場だったところ。



 

(写真上段)レストラン1階の様子。 もともと麹蔵だった棟を改装したもの。 天井が高く、照明の効果もありなかなかの雰囲気。 テーブルは酒樽の底を、椅子の背には酒を搾るカス袋を使用しています。
(写真下段左)2階への階段。
(写真下段中央)吹抜部分に残る、「阿弥陀車」と呼ばれる滑車装置。
(写真下段右)2階レストラン客席、現在整備中とのこと。

当時の面影を残しながらリニューアルされた酒蔵は雰囲気もよく面白い!
蔵内部の所々には当時の道具が残っており、かつての酒造りの面影を垣間見る事が出来ます。
訪れると大変親切なおかみさんが丁寧かつ分りやすい説明で案内してくれました。


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