京都府立陶板名画の庭
設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所
所在地:京都府京都市左京区下鴨半木町
用途:展示用工作物
竣工:1994年3月
構造:鉄筋コンクリート造
規模:地上1階、地下2階
掲載雑誌:
新建築94年5月号(P139)
花博「名画の庭」
新建築90年5月号(P240)
撮影カメラ:
デジタルカメラ(334万画素) SONY(DSC-P1)
HP作成日:2001年10月16日
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大阪花博「名画の庭」の陶板画を移設すべく新たに建てられた美術館です。
庭という名のとおり屋外で観賞します。
各絵は原画を撮影したポジフィルムから写真製版し、転写した陶板を焼成、ほぼ原寸大で再現されたものを原画に近い鮮やかな色合で観賞できます。

エントランスです。 おなじみのアール型庇が見られます。

「睡蓮・朝」
まず最初にモネの睡蓮です。
長く伸びる通路を歩きながら、水盤に配された睡蓮を観賞します。
大きさは2m×12m、ほぼ原寸大です。

「廻廊」
スロープや階段でレベル差が設けられ、展示された巨大な絵を様々な高さ、角度から鑑賞できます。

「鳥獣人物戯画」
平安時代に描かれた楽しげな絵巻物です。
猿、兎、蛙の遊戯の甲巻と、鳥獣の生態を描写した乙巻が展示されています。
それぞれ20m以上あり、歩きながら連続で観賞できます。

「最後の審判」
ミケランジェロ作のほぼ原寸大の再現です、とにかくデカイ!約14m×13m。
日本国内で原寸大にて観ることができるのが感動的。
スロープやデッキなどより高さ、角度を変えながら観賞できます。

「空中デッキ」
敷地のほぼ軸線上に設けられ、目の前にはダイナミックな滝があります。

「最後の晩餐」
レオナルド・ダ・ヴィンチ作のほぼ原寸大です。
近くには小さな滝が配されています。

「階段と滝」
敷地の一番奥には巨大な滝があり、水の落ちる音を聞きながら巡ります。

「清明上河図」
中国の清明節(沖縄ではし〜み〜と言う)における都城の賑う風景を描いたもの。

「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後〜テラスにて〜糸杉と星の道」
水盤上に配されたルノアールやゴッホの絵画をあらゆる角度、高さから、あるいはRCの開口ごしに観賞します。
巨大な絵画もさることながら、展示空間が非常にダイナミックでした。 スロープや階段による立体的な観賞経路も面白い。
屋外で観賞し、おそらく雨の日は傘をさすことになるであろう、それも一興。 数は少なかったのですが、ひとつひとつを十分堪能できました。
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