坂本竜馬記念館
設計:高橋晶子+高橋寛/ワークステーション
所在地:高知県高知市浦戸城山
用途:博物館
竣工:1991年11月
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
規模:地上2階、地下2階
撮影カメラ:
デジタルカメラ(334万画素) SONY(DSC-P1)
HP作成日:2002年3月9日
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坂本竜馬記念館は高知市内の繁華街から外れた裏戸城山に、太平洋を望むように建っています。
竜馬生誕150年を記念して開館されました。
設計にあたっては当時公開コンペ(審査委員長・磯崎新)が行われ、475点の応募作品の中から高橋晶子が選ばれました。

建物は2本の長方形が組み合わさり、ガラスカーテンウォールを主体とし、西側は艶やかな朱色のフッ素樹脂塗装鋼板スパンドレルで構成しています。
東側ガラス面は角度が付けられ、太平洋の青い海と空が長く写り込んで美しい。
長方形端部はピロティとなっています、どうにも不安定感があって落ち付かない感じ。

(写真左)アプローチの鉄骨スロープ。
(写真右)屋上デッキ。 目の前には太平洋が広がります。

開放的な展示空間。
常設展示として竜馬のしたためた手紙、ピストルや暗殺時の血痕の付いた掛軸などが展示されていますが、残念なことに何れもレプリカ。 ホンモノは重要文化財として京都国立博物館などに保管されています。

(写真中央)鉄骨のブリッジ。 吹抜空間には帆船の模型が浮んでいます。
(写真右)白の鉄骨階段。 まるで船内のような雰囲気。
建物は坂本竜馬のイメージとは到底程遠いものですが、海へ突き出るように設けられた展示空間、写り込む太平洋の海と空は、竜馬の広く外海へ飛翔せんという気持ちを汲んでいるよう。 竜馬の先進性を思えば現代的な素材の積極的な採用、大胆な配棟も正解かもしれません。
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